京都から奈良へ歩きつなぎの旅41~SLの思い出 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

  一休寺に参拝した後は、この日の最初の最寄り駅、近鉄京都線・新田辺駅を目指して歩いて行きました。

 

 最初に渡る踏切はJR学研都市線(片町線)です。

 北側に見える駅は京田辺駅です。

 

 さらに進んで、近鉄京都線の新田辺駅に到着しました。

 

 新田辺駅の南側の踏切を渡って、東に向かって歩いて行きます。

 

 到着したのは、住宅街を流れる防賀川(ほうかがわ)です。

 

 まっすぐに流れる小川の両側に散策路が整備されていて、この道は次の駅、興戸駅の近くまでつながっています。

 

 まるで、私のために準備していただいたような川沿いの路です。

 クルマを気にすることなく、のんびりと歩いて行きました。

 

 途中に銅像が見えてきました。

 遠くから見ているときは、河童の像だと思っていました。手に持っているのは清酒”黄桜”かと。

 

 でも近づいてみると”夏の川”と名がある少年の像でした。

 最近の子供たちは川遊びをするのかな?

 

 川沿いの緑道には何か所かベンチがあって、休憩できるようになっています。

 今日はここで昼食のおにぎりを食べました。

 ちょっぴり、自分の子供の頃のことを思い出しながら。

 

 昼食を終えて、再び歩き始めました。

 遠くに、先ほど訪れた一休寺のある山が見えます。

 

 興戸駅に到着しました。

 橿原神宮前駅行きの普通電車が出発するのを待って、今度は西側に向かって歩いて行きました。

 

 この電車に乗れば、今日中にはゴールの樫原神宮に行けるのに、変な奴です。

 

 

 再び、JR学研都市線の踏切に来ました。

 踏切の20mほど北側には、歴史を感じさせる赤レンガのトンネルがあります。

 

 長さ15mの短いトンネルですが、トンネルの中は真っ黒に煤けています。

 

 今は電化されて都市間を結ぶ電車が走るJR学研都市線ですが、この線路は間違いなく片町線であることを思い起こしました。

 昔はここを短い貨車を引きながら、蒸気機関車C11がゆっくりと走っていたことでしょう。

 

 小さな子供の頃に、四条畷駅でC11を見てから、すっかり鉄道ファンになった私です。その頃の痕跡をここで発見しました。

 

 府道22号線の歩道を南に向かって歩いて行きました。

 

 午後3時。

 近鉄京都線の三山木駅に到着しました。

 この日の歩きつなぎのてくてく旅は、ここがゴールです。

 

 でも、そのまま近鉄には乗らないで、駅前ロータリーを挟んで反対側にあるJR三山木駅へ向かいました。

 

 やってきた電車に乗って”片町線”の旅を楽しみながら、帰路につきました。