京都から奈良へ歩きつなぎの旅35~万葉の坂 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 公園を後にして住宅街の中の道を右に左に歩いて行きました。

 やがて、広いなだらかな下り坂の道路に出ました。

 前方に、見るからにお寺か神社が在りそうな木立が見えてきました。

 

 さらに下ると、石灯籠が立ち並んでいるのが見えてきました。

 

 こちらは「久世神社」であり、「久世廃寺跡」です。

 お寺の跡地に神社が建てられたということでしょう。

 

 こちらが久世神社本殿になります。

 後ろに大きな森がある、静かな神社です。

 

 境内の横には歌碑があります。

 柿本人麻呂の詠んだ歌です。

 この坂は、飛鳥時代には名前が付けられていた由緒ある坂道のようです。

 

 その横には説明の文がありました。

 

 歌に興味がある方は、こちらの方のブログを参照してください。とても分かりやすくて、良いと思います。

 

名歌鑑賞・4557 山城の 久世の鷺坂 神代より 春は萌りつつ 秋は散りけり | 名歌名句鑑賞 (ameblo.jp)

 

 私はあまり文化に造詣のある人間ではありませんが、柿本人麻呂の名前は知っています。音読みしたときの語呂が特徴あるのと、何よりも肩書や地位で語られることなく、それでいて現代でも知られている飛鳥時代の人というのが凄いですね。

 尊敬します。

 

 その鷺坂を下って、東に向かうと再びJR奈良線の踏切を超えます。南側に見えるのは城陽駅です。

 

 さらにGoogle マップのルート案内の音声を頼りに住宅街を”右に曲がります””左に曲がります”と進んでゆきます。

 

 Google マップのルート案内は、スマホの画面を消した状態では、上のような音声で案内してくれます。曲がり角を間違うとすぐに”ぴょこぽん”という音がして、リルートをしてくれます。

 この日のウォーキングでは、なるべくスマホの画面を消したまま、それでいて”ぴょこぽん”の音を出さないよう、音声案内をなるべく正確にトレースするように歩いてみました。

 これって、なかなか楽しいですよ。

 

 さらに住宅街を歩いて行くと、お寺がありました。

 お寺の名前は「浄土宗 念仏寺」。

 

 正面の門は閉まって今したが、すぐ横の入り口から境内に入ることができるようです。

 

 11時40分。本日二つ目の立ち寄り駅、近鉄京都線・寺田駅に到着しました。

 

 駅前にある「京鹿六せんべい本舗」というお店がなんとなく気になって、写真に収めておきました。

 

 今来た道を戻るようにして、東に向かって緩やかな登り坂の道を進んでゆきました。

 

 ちょっと疲れたので、トイレ休憩を兼ねてローソンでチョコモナカを買って、一休みしました。

 

旅行に履いてゆくのにオススメのシューズ | フルメタルジャケット (ameblo.jp)