京都から奈良へ歩きつなぎの旅33~線路沿いの道 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 宇治公園を楽しんだ後は、近鉄京都線にもどるべく歩き始めました。

 ここまで神社仏閣をめぐりながら、東に西に振れながら南に進んできました。

 実は、これにはもう一つ隠れたテーマがあったのをお気づきですか?

 それは川の流れと人々の暮らしです。

 「加茂の流れに」でスタートしたこのシリーズ。宇治川を離れることで、次の木津川まで、川の話は少しお休みです。

 

 府道15号線を西に進みました。

 

 10分ほどでJR奈良線の宇治駅に到着です。

 新幹線で京都に来られる方は、こちらの駅の方が便利ですね。

 現在のJR奈良線は昔と違って本数も増えているし、奈良線のホームは新幹線のホームに一番近いところにあります。

 

 奈良線の踏切を横切って進んでゆきます。

 踏切が閉まって、待っていると京浜東北線の電車がやって来ました。(同じ冗談を2度使うなって!!)

 

 京都行きの電車が宇治駅のホームに滑り込むのと同時に、下りの電車が出発します。

 しかも、同じ下りホームに次に出発する電車が控えています。

 土曜日の午後に、開かずの踏切で待たされるなんて、昔のJR奈良線からは想像もつきません。

 

 さらに西に進んでゆくと、遠くから洋風のお城のような建物が見えてきました。

 正面まで行ってみると、写真屋さんのようです。

 随分立派な建物です。ちょうど、ここでも七五三の記念撮影をしてくれるようです。

 

 大きな比較的新しい道路に別れを告げて、住宅街の旧道に入って行きました。

 

 午後1時20分、近鉄京都線・小倉駅に地到着しました。

 ここからは線路に沿って、ひたすら南を目指しました。

 

 しばらくの間は、線路にぴったりと寄り添うように歩道が続いています。これはてくてく旅のハイウエイですね。

 

 途中で視界が開けて、間近に走る近鉄電車を観ることができました。

 

 駅の手前で少しだけ、幹線道路の方に振られることはありましたが、ほぼ線路沿いの道を歩いて、伊勢田駅の到着しました。

 

 伊勢田駅から先は、府道69号線を南に進みます。

 お腹がすいてきました。

 

 交通案内の標識が見えてきました。

 左に行くと「天ケ瀬ダム6.5km」。

 これは良いとして、その上に

 「源氏物語のまち3.7km」。

 これは、何があるのだろうと気になりました。

 でも、家に帰って調べてみたら、先ほどの宇治公園の近くに続く道だったようです。

 寄り道していたら、振り出しに戻ってしまうところでした。

 

 午後2時、大久保駅に到着しました。

 今日の、歩きつなぎのてくてく旅はここまでです。

 

 腹ペコだったのでエキナカのうどん屋さんに入って、うどんを一気に腹に流し込みました。

 

 この日は宇治公園で、平安時代を楽しんだ一日となりました。

 

 次回は、城陽市。

 時代をもっとさかのぼります。

 

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