昨年、うちの会社の広報担当がtwitter上で「AB型の私は、時折メルヘンの世界にどっぷり浸かる。」と書いていました。たまにはそんな時もあるかなぁと思います。
今週は、そんなお話しでした。気づかれましたか?
午後5時20分発の久里浜行きフェリーを待つ人で、駐車場も待合室も大賑わいでした。今朝、ここに来たときのフェリーも大勢の乗客でしたが、帰りのフェリーはそれよりももっと多そうです。
午後5時過ぎ、「しらはま丸」が接岸すると、早めに並んで乗船し、3階デッキ最後尾のベンチに腰を掛けました。ここは私にとって、帰りのフェリーでのお気に入りの席になりました。

北の空の雲が夕日に染まっています。その上には、満月に少し欠けた月が出ています。

定刻を少し過ぎて、港に灯りがつき始めた頃にフェリーは出航しました。
とうとう港には2台のクルマが乗れずに、次の便を待つことになりました。

房総半島の山々を見つめながら、この旅でここに来るのもあと1回になったことをしみじみとかみしめていました。

沖に出るに従って、周囲はどんどん夜へと入ってゆきます。

夜に向かうに従って、月の明かりが大きく明るくなってきました。海岸沿いの明かりもはっきりとしてきました。

すっかりくらくなった頃、金谷港に向けて航行中の僚船「かなや丸」とすれ違いました。
さっき、乗れなかった2台のクルマもこの船で返ってくることでしょう。

見えるのは月の明かりと対岸の明かりばかりになったころ、久里浜港に入港です。

船内アナウンスに気が付いて、前方を振り返ると、久里浜の街の灯りがすぐ近くに来ていました。

後部デッキにいた大勢の先客達は、下船のために船室へと戻ってゆきました。
フェリーのすぐ横を船体をライトアップしたタグボートが併走します。まるで、フェリーの入港を出迎えてくれているようです。

いつの間にか、後部デッキには2組のカップルだけが残っていました。
一組は上品そうな熟年のカップル。もう一組はサイクリング用のヘルメットをかぶった若いカップルです。
二組共に、とても仲が良さそうです。

フェリーの接岸を見守りながら、メールを打ちました。
昨日からのメールde喧嘩を終了にするために。

下のデッキに降りていったら、大勢の人達が船を降りるために並んでいました。
タラップがつけられ、人々が下船を開始しました。
しばらくそれを見ていた後に、途中から列に入れて貰いました。
何人かは迷惑そうな顔をしました。下船の順番はそのまま下で待つバスへ乗り込む順番になります。
”ごめんなさいね。私はバスを利用しないんで。”
夜の久里浜の街を、少しの身体の疲れと、少し軽くなった心で歩いてゆきました。
終わってみれば、対戦成績は昨日までと同じです。
Fin.
旅のログ-伊豆・湘南・東京湾・房総半島てくてく旅(その3)
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