前日は浜五井駅を紹介しましたが、その少し手前の地点で、嬉しいものを発見しました。と言っても私だけの嬉しいものです。
この少し汚れた道路標識、「横浜まで183km」と書いてあります。ここは千葉県、横浜との間には、首都東京、しかも日本の全ての道の起点とも言える日本橋があるのに、横浜までの距離が書いてあります。国道16号線は、関東平野をぐるっと廻る環状道路だから、東京の都心ではなく、もう一方の端に近い横浜への距離を表示してくれているのでしょう。
道路標識で、他の市までの距離を表示する場合、それは市役所までの距離を表示します。この場合は横浜市役所です。私の会社の前の道路も国道16号線だし、会社と市役所との距離は数百mしか離れていません。この表示が、そのまま会社までの距離を表していることになります。他の人には全く興味のないことだと思いますが、ここまで歩いて来て、とても嬉しくなりました。さすが国道16号線。

と言うことで、この日は、ルート上に横浜との距離を表す標識が出てきたら、その都度、写真に撮って行きました。こんな感じです。

海が間近に見える養老大橋まで来ました。ここに来た時が、この日の行程の中で雨風共に一番強くなりました。レインコートの中は汗と湿気でビショビショ。膝の辺りから下は雨でビショ濡れ。歩くのもちょっと辛く感じました。

橋を渡ると、その先は少し下り坂のカーブになっています。廻りに見えて来たのは、右も緑、左も緑です。工場地帯を走る国道16号線ですが、地図を見ながらイメージしていた風景を、良い意味で裏切ってくれました。国道と平行して走っていた貨物鉄道線はここでは森の向こう側を走っているようです。

やがて横浜まで185kmの標識が見えて来ました。

気持ち良く歩いていたら、横から突然大きな犬の鳴き声。ビックリしました。姿は見えませんが森の中から盛んに吠えかけてきます。飛び出して襲いかかってこないか冷や冷やです。でも、もし、そうなったら応戦するだけですが。
敵はこちらの姿を見ている、こちらは見えない状態も不気味なので、しばらく歩いて見えて来た信号を、道路の反対側に渡ることにしました。
ちょうど、木更津まで23kmの標識が見えて来ました。

道路の反対側もこの辺りは大きな緑地帯になっています。

歩道には、大きなカタツムリが散歩をしていました。雨の日ならではの光景ですね。

さらに、小舟が停泊する入江があって、

その先には緑豊かな広場などが有ります。
観光地ではないですが、環境の整備に力を入れていることが伝わってきます。

そして、見えて来たのは横浜から188kmの標識。道路の向こう側は横浜までの距離を表示、こちら側は横浜からの距離を表示しています。

やがて、姉ヶ崎サッカー場が見えて来ました。

いつの間にか雨も上がり、綺麗な芝生の上ではサッカーの試合が行われていました。

どんな雨でも、止まない雨は無し。
旅のログ-伊豆・湘南・東京湾・房総半島てくてく旅(その3)
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