鶴見川を越えて北に進むとまもなく、横浜市と川崎市の境界線があります。市の境界を示す標識は歩道の上にありますが、向きはクルマの方を向いて立っているので注意が必要です。つまり、右側の歩道を歩いてきたら、裏向きの標識があります。行き過ぎて振り返ると、それは横浜市を示す標識。そして反対側にあるのが川崎市を示す標識です。こんなに広い道路だと、歩行者はうっかりしていると見落としてしまいますね。と言っても、クルマを運転していてもこんな小さな標識は見ていないと思いますが。

この辺りは、西側に京急本線とJR東海道線&京浜東北線という大動脈が並んで走っています。その線路の西側は、ちょっと前までは東芝の工場がありましたが、ここ数年の間に大きく生まれ変わりました。勢いのある川崎市を象徴するような変わりようです。
なにやらいかにもハイテクっぽいビルが見えてきました。ウルトラ警備隊の本部でしょうか?

その先には、「市電通り」というレトロな名前も残っています。川崎市の市電については全然知りませんでした。googleで画像を検索してみると、何となく「光速エスパー」に似たデザインですね。光速エスパーは昔、東芝のイメージキャラクターになっていたヒーローで、背中に消火器を背負って空を飛ぶ少年です。こちらもgoogleで検索すると出てきます。

近代的なビルの間に、仲見世通りのような通りもあって、おもしろい街です。

この辺りが、川崎市の中心部分になるのでしょうか。

国道15号線はここで多摩川を越えます。多摩川を越えると向こうはもう、東京都です。今回はここで右折して、国道409号線を川崎大師の方向に向かいました。

先ず、現れるのが川崎競馬場です。この日は競馬は開催されていなかったので辺りは閑散としていました。

国道409号線の先は首都高速につながっていて、その先にはアクアラインがあります。トンネスをくぐると海蛍、そして千葉県です。アクアラインは歩いて行けないのが残念です。

川崎大師駅は正月には大勢の人が利用しますが、この時は閑散としていました。駅前の商店街も同じような雰囲気です。ここから少し歩くと川崎大師に到着です。

旅のログ-伊豆・湘南・東京湾・房総半島てくてく旅(その2)
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