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木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

 

家づくりの計画をしていて特徴的なものの一つに洗濯のスタイルがあります。

 

洗濯機を回す時間帯、干す場所やタイミングは人それぞれ。

 

 

 

お日様の光をいっぱいに取り込みたいから物干は南側が当たり前、のご家庭から

 

とにかく家事導線を短くしたいから洗面所からすぐに外に出られる間取りを希望する奥様。

 

共働き野場合、雨の時に取り込めないから屋根のある場所に干したかったり、

 

夜に洗濯して室内で一時干して、朝外に出すスタイルのお客様。

 

ファッションにこだわりのあるお施主様は大切な衣類は日陰に干したい、と物干し場を北側に希望されたり

 

洗濯物を畳むのが面倒なので取り込んだ服はすべてハンガーにかけて収納できるお宅まで

 

洗濯のスタイルも十人十色。

 

その中でもよくご提案するのが洗濯機近くに設置するパイプハンガー。

 

ちょっとした干場としても利用できるし、干す準備をしたハンガーをかけておくのにも便利。

 

後から取り付けることも出来ますが、濡れたものは重量があるのでしっかりと下地を創って建築中に取り付ける事をお勧めしています。

 

 

クロゼット以外にもおすすめです。

 

 

雨の建て方の翌日。

 

現場はまだぬれていますが無事上棟。

 

 

白や茶色の紙が巻かれているのは化粧柱と梁。

 

建物が完成した後にむき出しになる部分です。

 

恵みの雨ではありますが、屋根がかかるまでは晴れてもらいたいものです^^

本日上棟、、、(棟は上がっていないので上棟ではないな)

 

本日建て方 

 

、、、雨です。

 

 

 

お寺なので普通の住宅より大きい材をつかっています。

 

全て手刻み。全て手加工。

 

 

野物や丸柱は材も大きく何人かがかりで組み立て。

 

雨が降ると湿気を帯びて材が膨らむので加工した仕口におさまらない所も。

 

 

 

脚立に乗って仕口の加工をの調整もしています。

 

ただでさえ大変な上棟。 

 

お寺、大きな材、雨、と条件が重なり、

 

大工さん達の懸命な姿に頭が下がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日上棟。

 

 

内野台の家が上棟しました。

 

お天気が心配でしたが、2日間の工程だったところを

 

親方が1日で立ててしまうと言ってくれて

 

材料が雨に濡れずにすみました。

 

土台も柱も梁も間柱に垂木まで天竜産のひのきを使った総桧づくりの住宅です。

 

見えない所にこそこだわりたい、そんな思いを組んで計画された住宅。

 

木々に囲まれたロケーションで今から出来上がり楽しみです。

 

iさま、上棟おめでとうございます^^

 

 

こちらは寺院の基礎工事

天気がよくて気持ちいい〜♪

 

型枠が外れて基礎の形が見えてきました。

 

ここまで来るとなんとなく間取りが分かります。

 

お寺なのでそれなりの広さもあります。

 

100年前の建物を解体して、檀家さんの思いを受け継ぎ、

つぎの100年、いえ、それ以上の時を刻む建物を創っていきます。

 

 

静岡県は地震の心配があるエリアなので耐震にはもともと気遣って設計してます。

 

なので建物の四隅は壁を配置する事がほとんどなのですが、

 

デザイン上や室内からの眺めを考えてコーナー窓を配置する事があります。

 

こちらの物件も海への眺めを優先してコーナー窓に。

 

角の柱を取る事も可能ですが、お施主様の意図を汲んで見た目の「安心」を優先した配置となりました。

 

 

 

 

 

建築基準法には、過去の地震の規模や頻度を基に地震地域係数というものが0・7~1に設定されています。

関東や東海は 1.0 なのですが、県独自の条例により今まで基準の1.2倍の強さを推奨されていました。

 

これが平成29年10月1日から義務化される事になりました。

 

木造では更に1割上乗せして1.32倍。

 

義務化と言っても静岡県内の物件は全て、この1.32倍で計算していたのでなにも変わる事はありませんが、、、、むしろ今更?と言った感じです。^.^

 

 

春分の今日、H様邸の上棟日でした。

 

 

お天気もよく、まさに上棟日和。

 

たくさんのお客様にお祝いしてもらっての上棟です。

お寺の工事が始まりました。

いろいろあって、申請に時間がかかっていたので着工できて一安心です。

 

築100年以上の建物を解体して新築。

 

 

古民家の改修、好きなので残したい気持ちもあるのですが

檀家さんの減少や構造の問題など、なかなか事情がゆるしてくれません。

 

ちょっと寂しいのですか今回は全解体。

 

こちらは新しい柱の部材。

 

 

材が大きいのでちょっと動かすのも大変そうです。

先日、久しぶりにCOCOCHIさんへ

 

ウッドデッキをサンルームにしてから行ってなかったので打合せのついでに立ち寄りました。



 

オープンして約一年。

 

全てお店の努力、サービスの賜物ですが


相変わらず地元の方にご利用いただけて、

 

席数も増やす事が出来て、

 

設計者としても嬉しい限りです。^o^

 

 

 

 

 

岐阜の工務店さんから建売住宅の内外装のコーディネートのご依頼。

 

建売住宅なので無垢材だけでなく建材も使います。

コストもシビアなので選べる種類が限られる、、、のはいいのですが、

 

全く同じ間取りの並んでいる3棟を同時に建てて、

 

同じシリーズから(例えばドアの形や種類)

 

全てに違う色を使って

 

しかもそれぞれに特徴を持たせてほしいとのオーダー、、、。

 

 

あっちで一つ選ぶと こっちで色が足らず、

3つをきれいに色分けできたと思うと

「歩留まりを良く(効率よく材料を使い回すこと)するためにこの材は同じ色にして」のオーダーが入る変則ルール。

 

最後の方になると1つ色を変えると残っている色ではバランスがとれずと、もはやパズルのようでした。

 

それが3棟同時なのでだんだん混乱状態に💦

 

久々に頭の体操になりました。^^;)