vol. 396
vol. 396
vol.395
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何となくそんな感じのままで
その内彼は、もう付き合ってるよね?
という態度になって来ました
そしてどこかに誘われて断っても
じゃあ、何日はどう?この日は?
全く動じずにこにこしながら
聞いてきます
そう言う態度もわたしからすると
あり得ない事でした
親に大切に愛されて育った人は
こんな風になるんだ
圧倒的に
人間として上等な人なんだろうな
それに引き換え自分はいったい
どうしてこんなにダメなんだろう
その、広い道の真ん中を
ずっと歩いてきたような人は
今度はすぐに結婚の話をしてきました
それも当たり前のように
そうして暗い穴の中から
ちょっと顔を出して
『どうしたらいいんだろう』
そう不安に思っている間にどんどん
話は進んで行きました
だけど結婚と言う事に少し
期待もありました
それは小さな頃から何度も
冷たい父や母に対して
(わたしがお母さんになったら絶対に
全身全霊で我が子を愛するから!
絶対にわたしのような思いはさせない
こんなに冷たい親にはならない!)
そう思っていたからです
母親になると言う事は
わたしのたった一つの灯りでした
そしてもう一つ
嫌で嫌でたまらない家から
堂々と出ていける事でもありました
そして相手は
わたしがどんなに望んでも
手に入らなかった物を
始めから持っているような人です
きっと大切にしてくれるだろう
そうして結婚する事になりました
社宅の三階での生活が
始まりました
わたしは職場の歯科医院に
そのまま通っていました
他のお宅は奥さんも元同じ会社に
勤めていた人が殆どで
専業主婦の人ばかりでした
何となくよそよそしいな
そんな気もしましたが気になる程では
ありませんでした
ただ義父がしょっちゅう電話を
掛けてきて
日曜日しか休みの無いわたしに
毎週帰ってこいと言うのには
困りました
”帰ってこい”その言い方にも
違和感を覚えていました
しばらくしてわたしは妊娠しました
けれどつわりが重くて
体重が43㎏まで落ちてしまいました
産婦人科ではつわりが
あまりにひどいので
今回は赤ちゃんを諦めますか?
そう聞かれました
どんなに辛くても耐えられる!
だってお母さんなんだから
諦める事なんて考えもしませんでした
そんな頃にポストに
恐ろしい物が配達されてきました
信販会社からの督促状です
中を読んで見ると裁判所と言う文字が
目に入りました
どうしよう
わたし犯罪者と結婚してしまったわ
育ってきた家ではお金の無駄使いに
とても厳しくて
一つの物を大切に取り扱って
長く使っていました
ローンの事を月賦と言っていた父は
その月賦が大嫌いで
全て現金で払っていましたし
払えないような物は欲しいとも
思わないような人でした
だから父の事をケチだと
思っていましたし
家は貧乏なんだとずっと
思っていました
そう言う世界からいきなり今度は
裁判所です
でもこれはまだ、ただの始まりでした
色んな所がここから
崩れ始めていきました
つづく
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プロフィール⑩
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最後までお読みいただき
ありがとうございます![]()
今日も最高の一日に![]()
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vol.394
今日から3月ですね
昨夜から家の前の道路で
夜間の工事が始まったみたいで
何らかの音がずっと聞こえて
いました
時々眠りが浅い時に、その音に
目覚めそうになりながら
それでもまた眠るを繰り返して
結構しっかり眠れていました![]()
昔、尾道の社宅のアパートで
向かいの棟のベランダの温水器が
夜中に稼働している運転音や
照明器具のコンデンサーの音が
かすかな音だからこそ気になって
一晩中眠れない事が
良くあった事を思い出しました![]()
あの頃のわたしよ
あなたは病んでたね
だけど良く頑張って
生き抜いてくれたね![]()
そしてよくぞそこから抜けだそうと
あきらめずにもがいてくれたよね
だからお陰で今はこんなに
幸せです
それはもう、毎秒![]()
![]()
今のわたしは素敵な人達に
囲まれています![]()
![]()
もう素敵な人にしか出会わないしね
そんな素敵な人、そして大好きな人
クライアント様でもある可愛い人が
わたしのお仕事の新しい肩書を
考えてくれました
その新しい名前は
メンタリングアドバイザー
です
メンタリングと言ってもDAIGOの方
では無くて![]()
メンター。。助言者や導く人 から
来ているほうです
なのでこのブログのタイトルとか
その他もこれから変わっていきますので
よろしくお願いいたします![]()
それにしてもクライアント様の方から
カウンセリングで思い浮かべるような
優しく話を聞いて自然と
自分で気付いてもらうとか
傷付いた心を癒すとか
トラウマを消すとか
そんな感じじゃあ全然ないよね
だからカウンセラーでは
伝わり切れないよね
だから何か玲子さん独自の
名称を考えたら?
そんな風にいっぱい言っていただいて
新しい名称まで結局
クライアント様に
考えていただきました
こんな幸せな事ってあります?
いや実際にあったんだけどね![]()
だけどこれね、もしわたしが
誰かの愛からの言葉を
素直に受け取れなかったり
聞く耳を持っていなかったとしたら
何も変わっていないんですよね
いえいえ、申し訳ないから大丈夫です
自分で何とかしますから
こういう事を言う人って
ものすごく控えめな、
人に気を使う人そうですけど
意外と深い所には
自分のやり方しか認めない
誰かがやった事のあらばかりが
見えてしまうから
それなら自分でやるわ!
そんな気持ちが隠れていたり
するんです
そのくせ躊躇しないで人にお手伝いを
頼める人を見かけると
なんて図々しい人なの!
わたしはこんなに気を使っているのに![]()
なんて憤慨したりするんですよね
だけど心の深い所と
表に出している自分が違い過ぎてると
その内辛くなってくるんです
そこを統合してあなたの進むための
エネルギーを
レーザー光線みたいに集中できたら
もっと楽にどんどん進めるのになぁ![]()
だからもっとお伝えしていきたいなぁと
改めてそう思いました
あなたはもっと素晴らしいんだよって
言う事を![]()
![]()
わたしと関わってくださってる皆さま
本当にありがとうございます![]()
今日も最高の一日に![]()
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vol.393
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そのサークルは修了時間が
夜の9時とか10時だったので
女の子は帰り道が危ないからと
同じ方面の、車で来ている男の人に
自宅近くまで送ってもらうように
配車をされました
会社の青婦部と言う所から言われて
参加している同じ寮の男子二人と
その寮の近くの女子一人と
途中に自宅があるわたしと
四人でいつも帰る事になりました
21歳のわたし
その日が誕生日だったので22歳に
なりたてのわたしは
それまで現実の男性に全く興味が
ありませんでした
小さな頃に好きだったのは
アニメのリボンの騎士
大きくなってからは漫画の
ベルサイユのばら
どちらも後継ぎがいない家に
女の子しか生まれなくて
その子を後継ぎの男の子として
育てて行くと言うお話です
男の子が欲しくて
だけど生まれて来たのは
女の子
それを無意識に
自分と重ね合わせて
いたんだと思います
だけど自分はそのままの
ここにいてはいけない子
男の子なら違ったのに
男の子ならもっとのびのび明るく
みんなと付き合えたのに
そんな思いの末に
女性として見られることをとても
悪い事、だめな事と思うように
なっていました
その当時はスマホなんて
ありませんから
自宅の電話に男子から電話が
掛かったり
友達伝えに誰かの思いを聞いたり
手紙を渡されたり
そんな事があるともの凄く
重苦しい嫌な気持ちになりました
電車通学をしていて
見も知らない男性から
ラブレターを渡された時は
特に落ち込みました
知らない人に何度も
女性として見られていたなんて
もうだめだ、わたし堕落した!
それはリボンの騎士サファイアが
隣国の王子フランツに恋をして
たった一度ドレス姿で舞踏会で踊る
そのシーンを見た時に感じた
当時は幼な過ぎて言語化できなかった
その時の気持ちと同じでした
サークルで一緒に帰っていた四人は
その内助手席の男子は
車を買ったので自分で帰るようになり
もう一人の女子はサークル内で
彼が出来てその人が送って
帰るようになりました
結果的にわたしが助手席に
格上げされて
良く話すようになりました
自分でも嫌になるくらい
屈折しているわたしと違って
その人はもの凄く親に愛されて
大切に育てられて来て
自分の思った事を心でもう一度
反芻する事も無く
そのまま言葉にできる人なんだと
そう思いました
きっとこの人は自分が
ここにいてはいけない子なんて
思った事は
ただの一度もないんだろうな
完全に敗北したような気分でした
そして春から夏になる頃に
サークル内で
あの二人付き合ってるらしいよ
そんな事を噂されるように
なって行きました
つづく
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プロフィール⑨
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