むき出しの岩肌の間を静かに舟は流れて行く。




大歩危の川下りの途中で増水した時には、ここはかなり怖いと聞く。





四国三郎と呼ばれるこの吉野川も、自分が暮らす奈良は吉野の吉野川も同じなんだと親近感を持つ。
















この絶壁の上作られた建造物はすごいなぁ。 





側道を歩く人や自転車はまさかその下に地面がないとは考えもしないだろう。





コワイ😅





町消防団が保有する消防車両26台のうち13台の点検を行なった。












「どうなるんでしょうねー」



コロナ渦も心配だが、新入団員の確保に苦労する現実がそこにある。



近頃の若者は自分の時間や生活を第一に考え、社会奉仕や共同作業とかには関わりたくないらしい。



困ったときに誰かが助けてくれるのはあたりまえだと考えるが



自分が助ける側になろうとは想像もしない。



そんな子の親もやはり同じように思っている。



助ける人間がいるから、あなたも助けてもらえるとは考えないのだろうか。


久しぶりに会った孫に大泣きされた。




“けっして怪しい者ではございませんー”




6ヶ月を過ぎるとその成長の過程から、そんなこともよくあるとは知っている。




娘からは長いこと見にいかないからやと言われた。






抱っこもしたい。




笑ってほしい。




でも、今は辛抱の時。











いろいろあるけど、元気に大きくなーれ。

少しだけひんやりとした空気の中を




ふわふわとキンモクセイの香りに誘われて




魔法にでもかかったように、その木の前に立ち止まった。









夏のはじめにワサワサと大きく枝を広げたこの木を



嫁がえげつなくスリムにしてしまった。



「スッキリしたやんー」



「ありゃま、大丈夫か?」








その時は心配したが、ずっと忘れていた。



いい香り。









季節はもう秋に衣替え。





例年通りなら、このキンモクセイは2度咲く。




草刈りをしながら見上げると、すでに栗のイガはぱっくり口を開けていた。




落ちた栗の実はほとんどケモノたちが食べたようで、




自分も少しくらいは手に入れたいとあたりを探す。









今年は栗が豊作だと誰かが言ってたが、そんなのは嘘だと呟きながら栗の実を探す。








わずかばかりの栗の実をポケットに詰め込み得した気持ちになる。








たったこれだけ?



そうこれだけ。



たくさんあれば嬉しい気持ちになるが、必要な量はほんの少しだけ。



そんなことにすら気づかない時がある。