ビートルズ6作品目のアルバム。
巷ではこのアルバムでアイドルからアーティストへ脱皮したなんて評価もされている。
私もこの作品までのビートルズがアイドルって言われてきた意味はわからなくもないし、この作品でもやっぱりプロデューサーのジョージ・マーティンの音楽的アドバイスが強く影響している。メンバーそれぞれの音楽的キャラクターが際立って来た頃とも言われているけど、それってビートルズでさえ個性を見いだすのにアルバム6作品もかかっているってことだ。
そう思うとちょっと安心する(笑)
これだけ猛スピードでレコーディングをしてきて良い作品ができるのだから、自分も日々追いつめられながら音楽をやって行こうと思う(笑)
 全体的なイメージとしては、ロックンロール!というよりミディアムテンポ、もしくは穏やかな楽曲が多いイメージで、ドラムやパーカッションに関してもいろんなアイディアが詰まりまくって贅沢なアルバムという感じがする。だから実は地味にどの曲よりWhat Goes Onの歌いながらの高速シャッフルがとても辛いというのはドラマーにしかわからない話なんだろうなと思う(笑)
私個人が好きなのはジョージのIf I Needed Someone!
今回はドラムというより、いろんな音やアイディアが出てくる曲たちに注目して聴いてほしいです。
 ビートルズやポールに夢中になって間もなく、1993年のコンサートツアーでポールが日本(地元の福岡にも)にやってくるという話を知りました。本物のポールに逢いたくて逢いたくて、コンサートに行きたいと親にお願いしたのですが、チケットが高額だったこともあり『中学生のお前にはまだ早い』と言われ、連れて行ってもらえませんでした。
その上、当の両親からは「最前列の席でポールを観た」いう自慢話まで聞かされるのですから、それが原因?でそこから自分の反抗期は始まったのだと思います(笑)
 まあ、それはともかく、その時の寂しさを癒してくれたのが、福岡公演とほぼ同時期に発売されたそのライブ・ツアーのアルバム『Paul Is Live』でした。
このアルバムの1曲目にはRubber SoulのDrive My Carが収録されているのですが、この1曲目のDrive My Carを初めて聴いたとき、全身が痺れるようなRockのかっこ良さを感じ、ポールのようなRockミュージシャンになりたいと強く思いました。
それからというものポールのようなRockな声で唄うには喉が強くないと駄目だと思い、音楽をやることに寛容な親にさえ「うるさいから唄うな」と何度も怒られながら、ポールのようなRockミュージシャンを目指して、暇さえあれば毎日何時間も唄うようになりました。Drive My Carが入っているアルバムRubber Soulは、自分にRockを教えてくれたルーツのアルバムです!!
ビートルズで一番好きなアルバムは?と尋ねられたら
僕は迷うことなく、ラバーソウルと答えるだろう。
 何が良いかって?
 もうそれはすべてである。

あのひんやりとしていながら艶のあるサウンドが好き。
ただドキドキするような恋ではなく愛や痛みをユーモラスかつ真摯に歌った歌詞が好き。
ワンノートの訴求力を追求した切々と語りかけるような個性的なメロディが好き。
持てる力を全て出しきったような多彩で陰影に富んだハーモニーが好き。
そしてそして何よりも4人のそれぞれが楽器に歌に作曲にいかにも4人らしいオリジナルな声を響かせているところが一番好きなんだ。
 僕の大好きなビートルズはここにいる。
僕らAppletsもAppletsにしかできないRubber Soulを響かせてみたいと思う!
これで気合いが入らない訳ないでしょう!