働く姿
■子どもは理解している！親の仕事
今日もご訪問頂き有難うございます。
職業に対する差別発言から、静岡県の川勝知事が辞任の意向を伝えたというニュースが流れました。その後の発言も、発言を受け取る側の理解力不足のような言い方は、やはり自己中心的な方なのだなと感じてしまいます。
職業についての差別発言は、子育てをされているご家庭でも少なからず影響があり、親の職業について、子どもがコンプレックスを感じてしまう恐れもあります。ただ、そこに、古臭い考え方なのかもしれませんが、家族のため、子どもの為と仕事に向かう親の姿は、子供心に感謝の思いを抱くものです。
昨夜、テレ朝のバラエティー番組「アンタウオッチマン」が放送されました。お笑い芸人パパの子育てです。以前少しお話をした番組です。今回は、ブラマヨの吉田さんの子育てにコメントをさせて頂きましたが、やはり、来週放送されるコウメ太夫さんの子育ては、白塗りのいでたちが周囲の目を引く芸です。その他、芸人さんの中には、パンツ芸人と言われる方もいます。こうしたお笑い芸人さんは、そこまでの努力や、葛藤、生活臭さを見せることはありません。
今も、お笑い芸人さん方と子育てライブをさせて頂いていますが、お笑いを生業にしているだけで、他の職業と区別はできません。ただ、浮き沈みの激しい職業だけに、苦労は絶えません。その苦労が芸にも出てきます。いわゆるネタになるようです。
以前行われた子育てライブで、「白塗りで鬘を被り舞台に出ていく、ステージに立つ、そんな姿を我が子はどう思うのだろうか、学校で笑いものにされ、虐められたりしていないだろうか」、こうしたお笑い芸人さんの悩みを打ち明けられると、一瞬、どう応えたらいいか私も悩むのですが、子どもたちを指導していると、時折、子どもから、親の職業などがさりげない会話の中に出てきます。そのことを思い出し、「子どもは、良くも悪くも、家で素のお父さんを見ています。」それまで、子育ての話をしていても芸人の顔をされていたコウメさんの顔が父親の顔になりました。子どもは、しっかり親の後ろ姿を見ている。働く親の姿を子ども目線でしっかり見ている。親は、子どもにとってヒーローになることがあります。「子どもの目」、大人の持つ差別意識なしに、素直にものを見ることが出来る。あなどれません。
次の放送でコウメ太夫さん、ダンディー坂野さんの子育てが紹介されます。
テレビ朝日系列：全国ネット
放送日は４月９日（火）23：45～24：15
関西地区のみ 25：02～25：32です。
宜しければご覧ください。