教え方の上手な先生?
■教え方が上手より…
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子供たちに「嘘をついてはいけない。」と説く大人が、平気で噓をつく時代。政治家の嘘は今に始まったことではありませんが、毎日、自民党の裏金問題に関する質疑応答を、見る価値も聞く価値もないとバッサリと切り捨てる子供たち。キックバックを受けた自民党安倍派90人もの顔写真を、まるで指名手配写真見たいと言われては…
近年、障がいを持つ方の雇用が増加しています。それも、積極的雇用で、その働き方を見て、どこが障がい者なのかと疑うほどで、今の社会に求められている誠実な労働が評価されています。
何よりも、手を抜かない、集中して取り組める、機械ではできない手作業が重要な職場でそれは活かされています。これまでの障がい者の方の労働に対する賃金は、驚くことに月1万円程度でした。それは、訓練的意味合いが大きく、そうした場があるだけでも喜んで頂いていたようですが、新たに労働力として、障がいを持たれている方の雇用は、その賃金も上がり、非正規雇用の賃金と同等にまでなってきています。
今日から、東京・神奈川を中心とする地域で中学受験が始まります。私の出身校も中高一貫教育の私立校でした。今年も新たに後輩となる彼ら、全力で臨んでもらいたいと思います。
保護者間では、よく担任の先生の当たりはずれを口にする方がいます。親にとっても、子供にとっても、理想の先生像とはどんな先生を指すのでしょうか。調査をしてみると、意外な結果が出ました。
①自分(子供)を認めてくれる先生
②自分(子供)にあった学習法を指導してくれる先生
③自分(子供)のモチベーションを上げ、学習に向かわせてく
れる先生。
以上が、上位で、「教え方が上手な先生」が入っていないのです。その理由を聞いてみると、「教え方が上手な先生は、教えることが好きな先生で、自分が考えなくても先生が教えてくれるので、分かった気になってしまう。」その場では分かったつもりでも、テストになると、「あれ!」ということになると言います。
いつまでも受け身で学習をしていると、教え方の上手な先生を頼ってしまい、自分では考えず、先生の頭を借りた学習になってしまうようです。自立心と学習は比例します。以前より思考力が必要とされる学習に、これまでのような教え込みの指導は通用しないのでしょう。「教えない指導」、この言葉が示すように、子供の思考を促し、子供に合った学習の仕方を示してくれる、それは、子供自身をよく見てくれている証で、それが信頼へと結びつくのでしょう。
「教えない指導」は、助言や、手本を見せることで、先生の学習がよき手本となることで、こうすればいいのか!と気づきや発見の多い指導になります。学習の自立は、親子が最も望む子供自身の姿なのでしょう。まさに自己教育力を高めてくれる先生が望まれているようです。
子供にとって、手本となる先生の存在は大きいですね。教育界ではない所で、同じ先生と呼ばれる人たちは、何の手本となっているのでしょうか?