スポーツでも求められる頭の良さ! | 「衣食住育学」石川幸夫のブログ

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教育畑40数年、猫好き、子ども好き、音楽好き!幼児、小学生の算数指導用に、水道方式のタイルを独自開発。教育評論家・教育研究家・子育て評論家としても活躍中です。

 

 TODAY'S
 
IQの高い人が多い一流選手

▇運動も知性が求められる

 今日もご訪問いただきありがとうございます。

 

 昔、スポーツ選手には頭の悪い人が多いという見方がされていました。その為、野球選手でも、スポーツやるしか能がない!等と揶揄されたものです。しかし、頭の良さとは、直ぐに学力が思い浮かびますが、それは、脳の一部の能力です。日本人選手の活躍で盛り上がっているサッカーワールドカップですが、サッカーでは、とっさの判断、俊敏性、空間認知能力、瞬発力などが必要とされます。これらの動きは全て、神経や小脳等を含む脳の働きです。いちいち考えて動いていては、ボールを自由に操ることなど出来ないでしょう。

 

 スポーツでも、一流と言われる選手ほど知的能力は高く、その種目により様々状況に対応できる能力を持っています。こういう選手が、学習面の興味を持ち、進んで学ぶようになると、想像以上に学力は高くなります。団体競技には、厳格なルールがあり、そのルールを認識、理解できる知性が必要になります。近年、野球ファンが激減しています。それに比例し、野球中継も驚くほど放映されなくなりました。すると、野球を見る機会が激減し、野球のルールを知らない人が増えてきました。野球を観戦するにも、ルールの理解がなければ、楽しく観戦出来ないのです。スポーツ観戦にも、知性を必要としていたのです。

 

 今日は、午前、午後と、「お笑い×子育てHOTLIVE」が中野と、渋谷で行われていました。クリスマス時期なので、クリスマスツリー作りを子どもたちとしました。私はリモート参加で、保護者の方や、子どもたちからの質問に答えたのですが、その中で、「速く走るにはどうすれば良いですか?」という、子どもからの質問がありました。そこで、冒頭の、「頭の良さが必要」と答えたのです。子どもたちからは、予想通り「エッ?」という反応です。多分、”沢山走ること!”という答えを想像していたのかもしれません。

 

 人の行動は全て脳からの指令です。速く走るようにするにも、ここにヒントが隠されています。今日は時間が限られているため、多くを解説できませんでしたが、「走る」をスポーツ分析すると、誰もが「今より速く」走れるようになると言われています。まず、「速く走れるようになりたい!」という希望が曖昧で、基準を設定するところ始まります。むやみに走り込みをしていても、そうは速くなりません。だからこそ、頭を使うことになります。まずは目標設定から「意識」を高めていく、そこから始まります。

 

 面白いものですね。学習にしても、スポーツにしても、やはり「脳」にたどり着くのですね。脳の鍛え方はいろいろあるようです!今日はこのへんで。