ナンバー34 水戸黄門 異聞 から
「助さん、格さん、こらしめてやりなさい」
黄門様の この一声で、助さん 格さんご両人の大立ち回りが 始まる。
毎度、毎度の事で余裕しゃくしゃくの二人、立ち回りながらも
何やらおしゃべりを 始めた。
「なあ、格さんよう」
「何だい、 助さん?」
「印籠を出して( これが 目に入らぬかっ) っていう台詞、
今日は俺に やらせてくんないかなあ」
「ええっ、だけどあれ、結構 難しいんだぞ。
懐に手を突っ込んだら モタモタ しないで さっと出さなければならないんだから」
「いつも 見てるから良く知っているよう。 なっ、頼むよ俺にやらせてくれよ」
「しょうがないなあ。 じゃあこれ、 印籠渡しておくから。 落とすなよ」
「いやー、 悪いねえ。 カッコよく 決めるからさあ」
やがて黄門様の お声がかかる。
「助さん、 格さん 、もういいでしょう」
すると、すかさず 格さん。
「皆のもの、 しずまれっ、 しずまれえ」
続いて 助さん。
「この お方をどなたと心得る。 おそれおおくも、先の副将軍 水戸・・・・・・・」
と、言いながら さっと懐に手を入れたが、 肝心の 印籠が見つからない。
「あれっ、 あれえ? 」
と 両 腕 交互に懐を かき回し、とうとう帯を解きだした。
「おいっ、どうした、助さん。 早く 印籠だして。 早く、 早くっ」
あわてた 助さん、 はだけた前から つまみ出し、
「こ、 こ、 この イ ン ノー が目に 入らぬ かあ」
おそまつ
此処でいつものテーマソングが始まります
「人生楽ありゃ 苦もあるさ」
ご存じ水戸黄門の 替え歌でした
「せっぷん いれぽん いいきもちー」
ご存じ セブンイレブンの替え歌でした
「スポーツマンヒップに もっこり」
ご存じ 長いモノをよーく狙って あなにぶっこむ人の 下ネタコメントでした
昔 流行った替え歌です
「ひとつとせー 人に隠れて やるときにゃ 押し入れの中でせにゃならぬ」
「ふたつとせー 二人娘とやるときにゃ 姉の方から せにゃならぬ」
「みっつとせ 醜い娘とやるときにゃ 風呂敷かぶせて せにゃならぬ」
「よっつとせ 夜這いで 娘とやるときにゃ 親父の留守にせにゃならぬ」
「いつつとせ 磯の浜辺でやるときにゃ ハンカチ敷いてせにゃならぬ(お砂が入ります)
「むっつとせ 昔の 娘と やるときにゃあ 思い出しだし せにゃあならぬ」
「ななつとせー 質屋の 娘とやるときにゃあ 入れたり出したりせにゃならぬ」
「やっつとせー 八百屋の娘と やるときにゃあ 大根 まくらにせにゃならぬ」
「ここのつとせ 校長の娘とやるときにゃあ 退学かくごでせにゃならぬ」
「とーおとせ とおとい お方とやるときにゃ 羽織袴でせにゃならぬ」
下ネタ的では無いのですが 小林旭の「つーれろ節」と言うのも有りました
「ツーツーレロレロツーレーロー ツレツレトレシャン ツレトレシャンシャンシャンシャン」
ドリフのズンドコ節の「汽車の窓から 手を握り送ってくれた人よりも ホームの陰で泣いていた 可愛ーいあの娘が忘られぬ」
同じくドリフのババンバ バンバンバン」等も替え歌でしょうね
その昔この程度の下ネタ風な 歌を集めたカセットテープが販売されており
興味本位で買い集めた経験が有りますこのようなたわいもない言葉で興奮した
若い頃もあったなあ。
了