number 491 ラーメン屋に必要なモノ | 堀切光男のエッセイ畑

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ラーメン屋に必要なモノの数々 その1

 

 

 

最近購入した電気ヤキトリ機

二串 三〇〇円で店に出そうと試作中だが 串をセットした台座が回らないので

時間がかかるは 手で串をひっくり返さなければならないはと 面倒臭いのでボツとなりました

4千円の無駄使いとなりましたが 自宅で仕事が終わってからの 秋の夜長に

じっくり焼き上がりを待ちながらの時間も これはこれで オツなひと時です

 

下 その2 計算機

 

年を撮ると計算に時間がかかるし 暗算では自信が持てない

そこでレジ横や出前がかかってくる電話の側や 帳簿書きの時など直ぐに手が届く所に

置いておく必要が有ります で、こんなに増えてしまった

 

下その3キッチンタイマー

 

 

上からゆで玉子を作る時の時間。 ギョーザを焼く時の時間。

極太麺をゆで上げる時間 等に必要

 

 

 

上  結構 計りも使います 麺を半分にしてくれと言うお年寄りも増えました

 

隣のタイマーは右が細めん 左が太麺用。 

 

昔はタイマーなど無かったので親指と人差し指で麺をつぶし芯が少し残る程度が上げ時です。

 

 

上は自動食器洗い機 今はお役御免となりましたが 一時期ネコの手で助けてくれました

 

 

上 コショーとその容器 コショーはブラックの荒びきがベスト

 

容器の底がボコボコ これは料理を作る時 (カン カカ カン ノカッカ カン)

 

という風にリズム良く炒めたりする為に鍋ふち等に打ち付けた結果、底の部分がこうなった。

 

他にも「美味しくなーれ」などと呪文も唱えます 不思議にこれをやると うまく創れるんです

 

上 鍋つかみ用の ペンチ

 

昔し ショウケンのテレビドラマ「拝啓 おふくろ様」の調理場でのシーン

 

この器具で和食用の柄の無い鍋をコンロから下ろしていました

 

昔は和食の調理場では板前は下駄を履いていましたが 床が濡れていると

 

滑ったりして危ないので 最近は床にスノコを敷いて サンダル履きが多いようです

 

しかし スノコの下にモノを落としてしまうと いちいちスノコをどかすのがとても面倒だ

 

うまくいかないモンですね

 

上 包丁研器

これを使って包丁の刃を研ぎます 以前は鉄の長い棒状のヤスリで

 

刃に着いた油脂をこそぎ落していましたが 中華包丁を使わなくなった

 

昨今はもっぱらこの器具を使っています

 

 

上 名前は知らん

 

例えばぬるぬるとすべる山芋などをこれで押さえておろし金ですりおろします

 

 

上 卵の穴開け器 せんゆで玉子を作る時 卵の尖った方では無く 丸い方に穴を開けます

 

以前は画鋲などで開けていました

 

上 栓回し器 

 

最近のビンについた栓は本当に硬い この器具を使い開けます

 

上 店内禁煙の弔意書き

 

ついこの前までは灰皿ないの?という客も沢山いたのですが

 

コロナが流行してからは素直にルールを守って店外の喫煙ゾーンに行っています

 

他にコロナが落とした良い流れは お客さんで よくせき込む客が来なくなった事

 

「ごほん」の声でみんなが一斉にジロリとにらむので来づらくなったのでは?

 

少し可哀そうな気もしますが 「龍角散」を飲んで直してから来てね。

 

店内では 小生の 大きなくしゃみの声だけが響きわたっています。

 

 

上 プランターに実のったレモン

 

 

 

 

 

テレビドラマの「金八先生」で有名な「腐ったミカン」という単語

 

アメリカでは「腐ったリンゴ」というそうですね

 

元々アメリカではミカンは採れないのでこういうのでしょうが

 

わが店には当然 メニューに焼酎のレモンサワー割りは有りますがミカン汁割りは有りません