ナンバー 348 寅さん! 寅さん! 寅さん! その2 | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

 

葛飾 柴又の寅さん 記念館から

 

「わたくし、生まれも 育ちも 葛飾柴又です。

 

帝釈天で 産湯をつかい、性は車、 名は寅次郎、

 

ひと呼んで フーテンの寅と発します」

 

 

下  寅さんの 家系図

 

寅とさくらは異母兄弟。   他に 秀才の亡兄がいた。叔父の竜造は寅の父の弟。

叔母つね、芋の煮っ転がしが得意。

寅の母 菊は、元芸者で今は京都のラブホテルの女将。

タコ社長が経営する朝日印刷の大黒柱でさくらの夫 博は、元大学教授を父に持つ。

二人の子供 満男は 寅の最高の理解者だ。

 

下  一階の見取り図

 

下 二階の見取り図

 

下 とらやに帰ると いつもはおっていた ドテラがかけてあった。

 

下  昔の 名作がずらり

 

 

下  カチンコを鳴らすと 「カキーン」と、とても良い音が響き渡った。

 

 

 

寅さんの  喧嘩ばい(売い)のセリフ

 

「ええ、 オワイ屋の 火事じゃ無いけどヤケクソだよ。ええ、これで買い手が無かったら、

 

あたし稼業三年の患いと思って諦めます。

 

浅野内匠頭じゃないけれど、腹切ったつもりで諦めちゃうからね。

 

買わねえか! どいつもこいつも 貧乏人の行列だ。

 

ほらっ、 持ってけ  ドロボウ―!」

 

 

(オワイ屋とは 汲み取り業の事。 ウンチがいっぱいの事業所が火事で燃えたら

 

糞が焼けて ヤケクソだ!と言う駄洒落)

 

 

 

下  マドンナたち

 

 

 

 

 

下  沢山の「男はつらいよ」の名場面

 

 

下   電車の座席に座ると窓に「男はつらいよ」の旅先の名シーンが流れている。

 

真ん中の窓に映し出される映像は 無人駅。「キップ入れ」の表示が見える。

 

「旅先で風邪ひいて、宿の煎餅布団にくるまって寝ていると、無性に故郷が恋しくなって、

 

涙なんか出てきちゃう。  本当のこと言っちゃいますけど、私はすぐ帰っちゃいますよ。

 

だから出たり入ったり、出たり入ったりしてますけど」

 

 

下  「桜が咲いております。  懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております。

桜の咲く頃になると、きまって思い出すのは故郷のこと、ガキの時分、

洟垂れ仲間を相手にあばれ回った水元公園や、江戸川の土手や、

帝釈天の境内のことでございました」

 

続く