ナンバー 282 俳句等 と写真のコラボ 10(江戸川柳) | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

下  屋根の上で日向ぼっこのネコ 屋根の上で仕事をする人を 屋根屋と呼んでいました。

「笑い声 屋根屋  ふんどし 締め直し」  (江戸川柳)

(見られたかなと勘違い)

 

寅さんも よく口にしています

「見上げたもんだよ 屋根屋のふんどし、田にしたもんだよカエルの小便ってね」

(こちらは 茶化してる 言葉)

 

上  今回は江戸をテーマにしてみました。

 

上   藁葺屋根に アワビの貝殻の 鳥除け.江戸時代からある。

 

二十句目

「鳥除けは 昔 貝殻  今 C D 」  (小生)

 

上 ズボンボ   足にシジミの貝殻が重りとしてつけられている。

  部屋の角に置き 団扇で風を送ると

飛んだり 走ったり、 下から仰ぐとかなり高くまで上がる。

江戸時代 シジミが多く獲れた 浅草から広まった玩具。

二十一句目

「くうを 飛ぶ 昔 ズボンボ 今 ドローン」  (小生)

 

二十二句目   これ 切り絵なんです。

「平次か 佐七か金さんか はたまた ただの色男」  (小生)

 

上  江戸時代の サーチライト 「強盗 提灯  がんどうちょうちん」

取物勢が強盗の顔面を照らし目くらましとしたとか。略して(がんどう)。

ロウソク立てが 自在になっていて上下に向けても 伏せて置いても

火は消えない すぐれモノです。

 

二十三句目

「がんどうと 御用提灯 下に見て ネズミ小僧は 宙を舞う」(小生)

 

上 稲荷大明神の 幟が見える。

手前は長竿で汲み上げる 井戸

「井戸端へ 人のうわさを 汲みに行く」 (江戸川柳)

上  宿場の灯りは 菜種油を 使った。

一般にはイワシなどから摂った 魚油を行燈で燃やしたが生臭い匂いがするため

早々に 消して 寝たそうだ。

 

 

上  蓑笠がかけてある。

天蓋のようになっている。ぶら下がった紐を引けば屋根に開けた

煙抜きの窓が開く。

 

上  長屋の雪隠

「雪隠へ 先をこされて 月をほめ」

 

「雪隠の 屋根は 大方 屁の字なり」

「店中 の 尻で 大家は餅を つき」

(江戸川柳 。  昔は 糞は 百姓に売れた)

 

 

 

 

上   棒手 振りと呼ばれた 行商人の 家   アサリ シジミ等を売っていたようだ。

「独り者 店貸(たなちん)  ほどは内に いず」 (江戸川柳)

上  小唄 のお師匠さん の家 奥に月見団子が見える。

 

 

上 長屋のお月見

すすき売り  女郎花など 一本まけ    (江戸 川柳)

 

上 藁で作られたのは 宝 船

 

 

 

上 船場の宿屋 釜土が二つ  釜土 自体が真鍮で作られ中に水を入れ

お湯が沸かせる そのお湯に三つの ちろり(お酒を お燗する)が入れられる。

炭火は 手前の箱型に水か灰を入れて置き掻き出したと思われる。

上 真ん中の 家は唐辛子売り 江戸時代 いろんな商売があり

訪問販売 引き売りも多く 買い物に出かけなくてもよかったほど。

 

「焼継屋(瀬戸物 などの修繕屋) 夫婦げんかの 門に 立ち」(江戸川柳)

 

上 と  下 茶屋は 今の喫茶店。 釜土にかかるのは 茶釜

お茶と 御団子 御汁粉など。

売れ残った団子を焼いたのが せんべいの始まり。

 

 

 

 

 

「掛取りが 来ると作兵衛(仮病人) 唸り出し」  (江戸川柳)

上  火の見櫓

 

 

 

 

 

上 「 今 なんどきだ?」 の 二八そばの屋台

2×8で 二 八そば。  十六文だった。

「夜 そば売り いつの間にやら 子を でかし」(江戸 川柳)

(いつの間に?)

 

上  天ぷらの屋台 他に 煮物屋 鰻屋 寿司屋の屋台もあった。

「にぎり にぎりを 先に覚える すし屋の子 」 (江戸川柳)