鮮やかな楓の紅葉 。この他は下の桜ぐらいで、故郷古座川の四季の写真を
探しても私のアルバムには残っていません。
古里の美しさを少しも解っていなかったのですね。
本当に勿体ない話だと今になって思う次第ですが、僕の場合は美的センスより
これは何だ?の好奇心が旺盛だったのだと思われます。
その桜の木 八重桜より山桜の木が多いのですが、花よりその後のサクランボの
方が木に、 いや気になりました。
スーパーで売られているサクランボは「アメリカン チェリー」で大きいですが
山桜のサクランボはごく小さく甘さも控えめ。
この山桜の木の皮を使って有るものを作ります。
山仕事に行く人は腰に刃先30センチ程の山刀と同じく30センチの短いノコギリを
ぶら下げています。
抜き身のままだと危ないので其々 鞘に収まっていますが、この鞘を造る時に
桜の皮を使うのです。
二枚の杉板を用意して,片面づつ刀 に合わせてくり抜き張り合わせますが
今ならボンドでくっ付けるか、ビニールテープでグルグル巻けば出来上がりですが
昔は強力な接着剤もビニールテープも手に入らなかったので、この方法を取りました。
桜の木は山で伐採されたのが色々のサイズで保管されています。
鞘の円周の長さを紐で図り、それより二センチ程太目の桜の木を,5センチ位の
輪切りにします。 コレを三日程水にさらします。
ふやけた所でノミで皮だけを残し崩して行きます。
肝心なのは桜の皮を破らない,切らない,傷つけない事。
こうして取り出した三枚の桜の皮を鞘に通します。皮は少し太目ですが、これから
天日に当てて 乾燥させると見る見る 皮は縮んで鞘をぎゅっと絞めて行きます。
こうして出来上がった鞘は見た目も綺麗で、桜皮には継ぎ目も無く 芸術品です。
雨にも強く過酷な山仕事に耐えられる,山男でなければ作れない絶品です。
和歌山ミカンは有名ですが、潮風が当たる有田ミカンはともかく、山間で主に栽培される
紀州ミカンは酸味が強い。
酸っぱいミカンが好きという人が増えれば良いのですが・・・・。
上の地図の真ん中辺りに「柿太郎の廻り」と表示されているのが「まわり」と呼んでいた川。
(43)の所が峠でその下からぐるっと回ってくねくねと流れています。
此の川を ラフティング ボートで川下りをした事が有ります。
このゴムボート ずーと昔にコカ・コーラさんから頂いたもの。
当時 アメリカの渓流を川下りしているコマーシャルが流れていましたが
このボートが正にその撮影用に使われたものなのです。
懸賞に応募して当選,アメリカから空輸で送られてきました。
これに四人と犬一匹を乗せ「まわり」をぐるりと川下りした。
このように風光明媚な景色の中をのんびりと下ります。
下 お弁当タイム 河原に上陸
アユかけでちょっと夕飯のおかずを。
アウトドア犬の ムー は泳ぎを覚えてどこでもついてくる。
手にしているのは「箱 メガネ」田舎では「アブク 取り」と言います。
アブク (泡)が水面を流れていてきれいな 流れでも水中が見えないが、
このガラスが入った箱を使えばよく見えたから。
深い川床










