最近のテレビ番組を観ていると 外人さんがやたらでてきます。
昨日の番組でも外人の観光客が お蕎麦屋さんの店先でやたらにカメラを向けている。
何が珍しいのかと思えば あのタヌキの置物だった。
マイクを向けられると
「この動物は 何といいますか?」 他のY O U達も
「見た事無い 動物です」
「アライグマ ですか?」
英語名「ラクーン(アライグマ) ドック」と教えられても
「シリマセーン、ミタコト ナイデース」 らしい。
それもその筈、タヌキはアジアの一部とロシアにしか生息していないのだと。
名前にラクーンが付いていても、アライグマとは別の生き物だそうだ。
じゃあ、何でお蕎麦屋さんの店先に良く飾ってあるのかと訊くと
日本人でも知らない人が多いようです。
このタヌキの置物には八っつの縁起物がついているそうで
1) 笠 災難を避ける
2)目 四方に目を配り
3)顔 愛想よく
4)徳利 徳が持てるように
5)帳面 信用第一の帳面
6)腹 太っ腹で
7)金袋 金運
8)尾 何事も終わりは大きく
等 商人にはぴったりの置物だからそうです。
でも、もう一つ伝わっているのは
「昔、金沢 辺りで 金箔を薄く 伸ばす時、タヌキの金玉の皮に包み
槌で打って大きく伸ばした(狸の金玉 八畳敷ともいいますがこのあたりから来ているのかな)
周りにこぼれた金粉を拾い集めるのにそば粉を練ったモノにくっつけて回収した.。
沢山金粉がくっついたところで、水にとかせば比重の重い金は桶の下に
貯まるという訳です。そういった流れから、タヌキとソバは親戚になった」
とも、言われているそうです。
八月七日
最近見た「日本の出番:」ポルトガルとオーストラリアで日本語を話せる人を探していました。
結構居るものですね、聞けば日本のアニメや映画から興味を持ったという人、
以前日本に留学していたという人も沢山いました。
もう十年程前になりますが、中国から来た娘さん二人がよく 店にきました。
早く日本語を覚えたいのでしょう、良く話しかけて来てはいろんな質問をぶつけてきました。
聞けば二人とも十九歳で近くの工場に住み込みで午前中は学校に通うのだそうだ。
朝八時頃にゴミ出しをしていると
「お、じ、 さん いってきますー」と、とても明るく自転車通学していました。
ちょっと辛い「味噌 五目麺」が気に入ったようでよく食べていましたが
五目という意味が解らないようです。
五種類という意味ですが、チャーシュー、メンマ、ナルトなどを
「イー、 アル、サン 、スー」と指さすとやっと解ったようですが、
他にもワカメ、コーン、モヤシ、ホーレンソウ、ゆでタマゴ なども乗っているので
五では無くて八目になるのでは?と鋭い突っ込み。
確かに「八目麺」でもいいのだが、語呂が悪い。昔から「五目麺」と呼ぶのが浸透している。
などと言っても上手く伝わらないし、めんどうだ。 で、
「うーん、確か中国では九の数字が沢山という意味で使われているだろ?
それと同じで、沢山という意味なんだ。(たぶん)」と教えたものでした。
一年程してその娘さん達が今日帰国するのでと、挨拶に来ました。
若いのにしっかりした娘さんたちでした。
そして、その時見せた 小首をかしげる(はにかむ)というしぐさに、
胸がキュンとなった「お、じ、さん」でした。
今、店に時々来るYOUは台湾から留学で来ている O 君。
こちらはボンボンらしくて、どこかボウーとしている。
もう一年近く経つのに、未だに日本語が旨くならない。
それもそのはずで、ちょっと解らない事があるとすぐに翻訳機を取り出し、
相手にしゃべらせる。機械に頼りっきりだ。
「丁度(ちょうど)」という日本語がわから無かったようだ。
会計の時「丁度 頂きました」と言ったら、困った顔をして翻訳機を取りだした。
丁度は「ちょっと待って」の意味と思ったらしい。
この O 君台湾人のくせに辛いモノがからっきしダメで、カツ丼がいたくお気に召したようす。
来るたびに大もりを食べて行くが、お箸が苦手らしく いつもレンゲを要求する。
変わったY O U だ。
