ナンバー48 モヤシの巻き | 堀切光男のエッセイ畑

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(モヤシの巻き)


昔は「モヤシッ子」とか、「日陰のモヤシ」などと、陰口をたたかれたものだが、


最近は肥満児が増えて逆に太っているより痩せてた方が良しとされる。


世の中の価値観なんて すぐに変わると言う 好い例ですね。


最近はモヤシに限らず、エノキダケやウドなどのように


日陰物が見直されている。


エノキはアントニオさん。ウドはスズキさんが流行らせたと聞きましたが定かではない。


さて、(モヤシの味は母の味、味の無いところにあじがある」と書いたのは


たしかサトーハチローだが、さすがに深い言葉ですね。


モヤシ自体には味が無く、決して自分を主張しない。


それでいて主役を引き立たせ、包み込む。


これが母のあじなんでしょうね。


・・・・・と言いつつも、直ぐに対抗してひねくるのが私の悪い癖。


「モヤシの味は父の味、 ヒゲがあっても恐くない」


・・・・やっぱり 駄作でした。