出来るだけ頑張る❗️
普段から『登り切るまで、振り向くな!』とか暑苦しく語ってますが今回ウルトラ初参戦にあたりレースに対して立てた目標は『出来るだけ頑張る』です。
この『出来るだけ頑張る』ってフレーズも逆走アスリートの大先輩でボクのブログフォロー第1号のくまっちさんの言葉です。
一見とても緩い言葉に聞こえますが裏をかえせば入念な準備や体のケアに至るまでとてもストイックな取り組みが隠されています。
要は『出来ることを全力で頑張る』ボクは先輩の言葉をこう解釈しました。
最長ランニング記録の更新
何を置いても今回の目標はココです。その先に見えるのが100km完走です。
Garminのバッテリー切れで自己ベストは97.45kmって計上されました。あとから距離を補正したんですがベストは修正出来ませんでした。
天候と対策(傾向と対策では?)
一番の心配事は当日の天候です。自然が相手ですからどうにもならないんだけど雨が降って寒くなるのだけは勘弁して欲しいなぁって思っていました。週間天気予報に富士山麓の予報が入るようになった頃から4/16(日)はずっと傘マークが付いたり消えたりしていて、これは雨だな…って雨対策の用意。
前日は関東から東海にかけて広い範囲でまとまった雨だったようです。
レース当日は深夜2時前アラーム鳴る前に起き窓の外はまだ雨が残ってました。3時15分ホテルのロビー前でまゆちさんをピックアップ シャトルバスでスタート会場の富士北麓公園に到着したのは4時20分ころ。
天気予報アプリと肌で感じる
野生の勘でレース中晴れて暑くなる❗️直感に従いシャカシャカは着ないでランリュックに詰めて行くことに…っとランリュックに詰めたつもりが手荷物のリュックに詰めてシャカシャカは手荷物預かりに置いて来ちゃった
実際このあとピーカン
でシャカシャカ不用でしたから
結果オーライでした。余計な荷物を持たずに済みましたしね
服装
・銚子マリーナRCのチームTシャツ
・コンプレッションシャツ(Tシャツの下)
・ぐっちぃパンツ
(
ぐっちぃさんが教えてくれたイオンのマルチポケット速乾性ランニングパンツ)
・ザムストの5本指ソックス
・アームカバー
・ゲイター←これは初めての試み(バンテリンのふくらはぎ用サポーター)
・キャップ(首筋の日焼け防止にキャップの後頭部には冷涼タオルを安全ピンでヒラヒラぶら下げ)
・サングラス
・布のマスク(スタート前ゴール後用)
持ち物
・サロモンのランニングリュック
・ソフトフラスク500ml×1
・空の水筒(250mlくらいのステンレスボトル)カップとして使用
・ヘッディン
・サプリメント(2RUNを2包)
・ロキソニン4粒
・エイドや関門時刻をまとめた紙
・手袋
・小銭入れ
・アメちゃん2〜3個
・スマホ
百均で買った蛇腹式のマイカップは2回目の給水で壊れたのでランリュックに仕舞ってゴールしました。
ペースと走り方とエイド
初めて走る距離なのでどのくらいで行けるのか見当がつかないけど〜いつまでもどこまでも走れ走れ〜いすゞのトラック〜みたいに走れそうなボクのペースは…
あまり詰めずに長い時間動き続けられそうなスピードは10km65分から70分くらい…?あまり遅くても疲れちゃうからやっぱりキロ6分半からキロ7分…?あたりかな〜
そして脚より大事なのは胃袋!幸いボクは胃腸が丈夫なようで食べる物が有るエイドでは常に固形物を口にしていました。
ちなみに、チャレ富士の簡易トイレ、ボクが寄ったトイレは全て洋式でしたね。半年前の富士山マラソンは和式でしたよ。
精進小学校のエイドではカットされる前のバナナがテーブルに並んでて『1本丸ごと頂いて良いですか?』ってエイドのスタッフに聞いたら『いいよいいよ!どんどんやって!』って
バナナの皮剥いてバナナを口にさしたまま走って行きました。
エイドで休んだり信号待ちもいちいちGarmin止めてないので目標ペースより随分遅れてますが、大体走ってる部分はこんな感じ(キロ6分半〜キロ7分)まとまってます。
なんて思いながらここで3回目のロキソニンを服用。
雨の中走った佐倉マラソンのあと左足首の調子がイマイチでスタート1時間後の6時から4時間置きに1錠ずつロキソニン服用しながら走ってました。
何とか気持ちで引っ張って90kmまで来ました。
今度はGarminが『バッテリー切れそう』って騒ぎ出します。ビービー、ビービー騒ぐから余計に消耗するやん!92kmで一回電源落ちたんだけど、入り切り繰り返すと電源入って97kmあたりまでGarmin蘇りました。Garminも頑張ってるしボクも頑張ろう
距離表示や標識
チャレ富士の距離表示はスタートから95kmまでは2.5km置きに有ります。計測マットは10km置きでエイドが近づくと『給水所まで500m』の標識が出て来ます。95kmを過ぎると1km置きに距離表示がカウントダウン(残り距離表示)に変わります。
前置き長くなりました(笑)
さーて昨日までの続きから行ってみよう
こんにちば
長い長い旅路もいつか必ず終わります。だけど止まってる間は時速0km歩いても良いから前へ進もう。1㍉ずつだって進めばゴールは近付いてくる。一瞬『もういいや』って思った自分の頭にゲンコツ落として気合い入れ直します。だけどもう走れない。仕方ない早歩きで行こう。
富士河口湖町の市街地に帰って来ました。
周りのランナーたちも同じようにトボトボ歩いてます。ここまで来たら最後まで行きましょう!頑張りましょう!
92.4kmエイドと関門です。
関門閉鎖まで1時間1分残してました。
熱い味噌汁が沁みました
エイドのスタッフさんに『塩あじが堪んないっすね!ごちそうさまでした♡』って言うと『ここまで良く頑張ったね!あと少しだよ頑張ってネ!』って言われて何だか勝手に涙が出て来て…『ハイ!ありがとうございます!行って来ます!』
早歩きから小走りに少し復活したみたい。『メンタルはフィジカルに直結する』これホントなんだねキロ8くらいだけど走れてます。
この先を曲がり山道へ入って行くと…
来ました!残り距離が片手になります。距離表示も残り距離表示へカウントダウンが始まります。
ここから残り1kmまで登り基調になります。
ゾンビの行軍のごとく
なぜか?計測マットが有りました。62kmの60km地点ってことだね。118kmの人はあと1.9km…って言ってもすでに116.1kmも走ってんだもんなぁ〜鬼だな…
あと2km!
富士北麓公園まで帰って来ました。
ここでスタートから13時間です。残り1km長い下りに入ります。ここからゴールの競技場まで走ります
公園の門を入り陸上競技場に入るときマットを踏んだら会場のMCが
『ナンバー〇〇〇〇!ヨシユタ選手お帰りなさーい!』
って場内アナウンス。エントリー時に『大会へ一言』ってのがあったんだけど、ボクそこに『ヨロシクお願いします』って入力したのね。そしたらMCがそれも読み上げるんだけど、
『そして大会へのひとこと「ヨロシクお願いします」とのこと!いえいえコチラこそ来年もまたヨロシクお願いします!お疲れ様でしたー』
いやもうね、競技場が近付いてきたあたりから涙が止まんなくて場内アナウンス聞いたら『アー』って声出ちゃったし、、、
だけどゴールマット手前では立ち止まってタイムを撮影しているという…
ゴールマットを越えゲートを通過し振り返ってコースに一礼『ありがとうございました』やっぱり涙声
完走メダルを受け取って記念撮影自撮り
会場では熱い豚汁が振る舞われました。さっきの味噌汁も沁みたけどこの豚汁がまた美味かったー♡
体育館で着替えながら伯爵と少しご挨拶して競技場へ向かいます。まゆちさんからゴールしたよ!のLINEが来て、きっとまゆちさんもゴールで泣いちゃったんだろうなぁ〜って顔をしてました。
オチを乾燥機と掛けたのわかってくれたかな…
今日はこのくらいにしといたるわー
ではまたファイトでーす‼️