カリフォルニア・ワインの最大輸出量を誇る世界最大の家族経営ワイナリー「ガロ社」。
今回は…ガロ社が手掛ける「肉専用黒ワイン」のブランド「カーニヴォ・ワインズ」の“カーニヴォ/ジンファンデル”2022年VT…をいただきました。(^^♪
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【ガロ社とは?/サイトより引用】
禁酒法が廃止された1933年、アーネストとジュリオ・ガロの二人の兄弟が、カリフォルニア州モデストに自らのワイナリーを開設しました。
銀行からの資金を得られなかったため、醸造設備は信用だけが頼りの借りもの、葡萄農家への支払いもワインが売れてからの後払いという、ほとんどゼロからのスタートでした。
ガロ社は、ソノマ地区で最大の葡萄園主でもあり、1930年代からカリフォルニアのあらゆる葡萄産地を巡り歩いたアーネストとジュリオの二人が、最終的に「理想の地」として選んだのが、ソノマでした。
ガロ社では、1977年以来、この地の最良の葡萄園を買い集め、現在では2500ヘクタール以上の土地を所有し、創業以来70年間にわたってつちかってきた伝統の技と情熱を、葡萄園に注ぎ続けています。
ガロ家の人々は、家族経営であり続けることが、ワイナリーにとって、ワイン業界で世界のリーダー的存在であり続けるために最も効果的な方法であると信じており、現在、兄弟の子供、孫、ひ孫達がガロ社で働いており、常に完璧を求める姿勢と品質へのこだわりを持つという、家族の伝統を受け継いでいます。
今日では世界最大の家族経営ワイナリーとして、カリフォルニアワインの最大輸出量を誇り、世界90カ国でワインを販売しています。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アメリカ合衆国
■生産地/カリフォルニア州、モデスト
■生産者/ガロ社(カーニヴォ・ワインズ)
■セパージュ/ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
■ALC/14.5%
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【外観】
エッジ部分に紫色のニュアンスを残す濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、若々しさを示しながらも、艶のある輝きから樽熟成の要素と果実の凝縮度合いの高さが伺える
【香り】
トップノーズは、ブラックベリー、ブラックチェリー、プラムの濃厚な果実香が中心で、次第に牡丹、スミレ、ドライハーブ、シダ、メントールや黒胡椒、甘草、シナモン、ナツメグ、チョコレート、キャラメル、樽由来のヴァニラ、ロースト香等が重なり合った濃縮感のある複雑な芳香が広がる。
【味わい】
アタックには、濃密な果実の甘みとアルコールのボリュームが力強く広がる。酸味は穏やかで優しく、質感シルキーなタンニンと心地良く調和。中盤から余韻に向けて、それらのニュアンスにほのかなほろ苦さとスパイス、しっかりとしたアルコール感を含んだ、コク深いジューシーなフレーヴァーが余韻に向けて持続する。
【総評】
「肉専用ワイン」という謳い文句通りの、カリフォルニア・ジンファンデルらしい濃縮された果実味と樽使いの巧みさが融合した、ボリューム感満点のドストレート?(笑)な一本。
エチケットは以前までの猛々しさは鳴りを潜め?た感はあるものの、お味の方は、
ヴィンテージ関係なく、まさに「肉を欲する夜の最高の相棒」と言えそうですね。(^^♪
★HP 82+pt



