ケイジ/グルナッシュ・ノワール(2022) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…南アフリカ、アディ・バーデンホースト・ファミリー・ワインズの日本人醸造家「佐藤圭史」氏が手掛けた、自身の名を冠したキュヴェ、“ケイジ/グルナッシュ・ノワール”の2022年VT…をいただきました。(^^♪

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【アディ・バーデンホースト・ファミリー・ワインズとは?/サイトより引用】
南アフリカのスワートランド地方に拠点を置く、従兄弟のアディ・バーデンホースト氏とヘイン・バーデンホースト氏が共同で運営するワイナリーです。南アフリカの自然派ワインの先駆者として知られ、ティム・アトキンMWの南アフリカワイン格付けで第一級を獲得するなど、高い評価を得ています。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■農法/サステイナブル農法
■生産国/南アフリカ
■生産地/西ケープ州、コースタル・リージョン、スワートランド
■生産者/ケイジ・ワイン(アディ・バーデンホースト・ファミリー・ワインズ)
■原産地呼称/W.O.スワートランド
■セパージュ/グルナッシュ・ノワール(100%)
■ALC/13%

【外観】
エッジ部分がほのかに紫色がかった明るめのラズベリーレッド。粘性は中程度で、若々しさと凝縮感の融合が伺える。
【香り】
トップノーズはブルーベリー、ラズベリー、チェリーの凛とした果実香や牡丹、スミレ、ラベンダーの花の香りが中心で、次第にドライハーブ、土、黒胡椒、甘草、クローブ、シナモンや少々のアーモンド、ヘーゼルナッツ、カカオ、ミネラリーな芳香、発酵由来と思われる甘やかなニュアンス等が広がる。
【味わい】
アタックは柔らかく、口中にフレッシュ感を残すまろやかな果実味が広がり、キメ細やかで質感シルキーなタンニンが骨格を与え、締りのあるしなやかな酸味がが全体を引き締める。中盤からは心地よほろ苦さとスパイシーなニュアンスが心地良く伸び、ほのかなミネラル伴った葡萄のピュアな旨味が余韻に向けて続く。
【総評】
軽快でチャーミングな果実感をベースに、日本的な緻密さ優美さとしっかりとした南アフリカの大地の風味がバランス良く調和した、造り手の丁寧なワイン造りが伺える、五臓六腑に染み渡るような優しい旨味が印象的な一本。
元々は都内でソムリエとして働いておられ、今では南アフリカ初の日本人ワイン醸造家として知られている「佐藤圭史」氏、今後のさらなるご活躍に期待大ですね。(^^♪
HP 83+pt

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