今回は…オーストラリアの銘醸地の一つ「クレア・ヴァレー」に1997年に設立された「クレイモア・ワインズ」の“ロンドン・コーリング/クレイモア・ワインズ”2022年VT…をいただきました。(^^♪
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【クレイモア・ワインズとは?/サイトより引用】
クレイモア・ワインズは南オーストラリア州の州都アデレードからおよそ150km北方に位置する、リースリングの銘醸地クレア・ヴァレーに1997年に創業した比較的若いワイナリーです。少量のグルナッシュとリースリングの生産からから始まり、現在はクレア・ヴァレーの南端に約52haの畑を所有しています。手間を惜しまず栽培した最良の葡萄から、クレア・ヴァレーのテロワールを表現したワインを高い技術と経験により造りだし、多くの受賞を誇るブティックワイナリーへと成長しました。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/オーストラリア
■生産地/南オーストラリア州、クレア・ヴァレー
■生産者/クレイモア・ワインズ
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(70%)、マルベック(30%)
■ALC/14.3%
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光沢のある外観。色調はエッジ部分が赤紫がかった非常に濃いダークチェリーレッド。粘性は強く、濃縮感が伺えます。
香りのトップノーズは、ブラックベリー、ブラックチェリー、ドライレーズン、プラムの果実香が主体。徐々に牡丹、スミレ、ドライハーブ、シダ、メントール、タバコ、杉や黒胡椒、シナモン、甘草、ナツメグ、ビターチョコ、コーヒー、樽由来のロースト、ヴァニラ香等、ボリューミーな芳香が感じられます。
味わいのアタックは香りほどのインパクトはなく中程度。ふくらみのあるまろやかな果実味と心地良いコクを感じる伸びやかな酸味から、肉厚ながらも口当たりしなやかなタンニンのフレーヴァーが広がり、少々のビター感としっかりとしたスパイシーな風味を含んだ、葡萄の程良く凝縮された旨味を余韻に向けて残す。
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ワイン名は、70年代から80年代にかけて活躍したイングランド出身のパンク・ロックバンド「ザ・クラッシュ」のアルバム名。ユニオン・ジャックの前にモヒカン頭のパンク兄ちゃん?が描かれた尖がったエチケットもインパクト“大”ですが、お味はストラクチャーこそ骨太な印象を受けますが、テクスチャーは意外?や意外、なかなかスマートで洗練されており、そのギャップが興味深い一本でした。差し詰め?パンク・ロックやってる真面目な好青年?的なワインといったところでしょうか?(笑)(^^♪
★HP 81+pt