ロッセ・テロワール/コルナラン(2022) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

2001年に設立された伊・ヴァッレ・ダオスタ州のワイナリー、「ロッセ・テロワール」。
今回は…スイス南部のヴァレー州やスイス国境に近いイタリア北東部にある地域で栽培される希少品種「コルナラン」を使用して造られた、“ロッセ・テロワール/コルナラン”2022年VT…をいただきました。(^^♪

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【ロッセ・テロワールとは?/サイトより引用】
ロッセ・テロワールは、まだ設立20年あまりの若いワイナリー。ワイナリーの電力は太陽光発電パネルによりまかなうなど、環境にやさしい生産を実現しており、地域の環境保護に重きを置いています。2001年、ロッセ家がサン=クリストフのセナン地区において、3ヘクタールの土地にシャルドネ、シラー、土着品種のコルナランを植えたことからワイナリーの歴史が始まりました。続いてプティ・ルージュ、モスカート・ビアンコ、プティ・アルヴィーヌ、ピノ・グリの栽培を始め、現在では年間約50,000本を生産しています。国際的に見ても唯一無二のこのテロワールを維持し、活用することにより、ナチュラルでよりクオリティの高いワインを生み出すことを目指しています。土着の葡萄品種の更なる可能性を探求しながら、この地域ならではの国際品種の表現を組み合わせて造り出すワインは、各ガイドによって高評価を与えられ、すでにヴァッレ・ダオスタ州を代表する生産者として名を知らしめる存在となりました。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ヴァッレ・ダオスタ州、クアルト
■生産者/ロッセ・テロワール
■原産地名称/D.O.P.ヴァッレ・ダオステ
■セパージュ/コルナラン(100%)
■ALC/13.5%

光沢のある外観。色調はエッジ部分が紫がかった濃いめのラズベリーレッド。粘性は中程度。
香りのファーストノーズは、ブルーベリー、ラズベリー、イチゴ、チェリーの果実香が主体、徐々に牡丹、バラ、スミレ、ドライハーブ、シダ、土や甘草、ナツメグ、シナモン、なめし皮、鉄分、ほのかに樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいは、生き生きとしたフレッシュな果実味と締りのある凛とした酸味を、キメ細やかで口当たりシルキーなタンニンが包み込んだ、チャーミングなフレーヴァーがアタックから広がり、中盤から余韻に向けては、少々のほろ苦さとミネラリーなニュアンスを伴った、しっかりとした葡萄のコク深い旨味が持続。

スイスのヴァレー州原産の品種という説と、ヴァッレ・ダオスタ州からヴァレー州に伝来したという説がある「コルナラン」ですが、ちょっと強面?のピノ・ノワール(笑)といった感じの「野性味と優美さ」を兼備した、なかなか興味深いVINO ROSSOでございました。(^^♪
HP 82+pt


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