ルチェンテ(2017) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伊・トスカーナ州の名門「フレスコバルディ家」と米・カリフォルニア州の巨人「ロバート・モンダヴィ」のジョイント・ベンチャーとして創業した「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」。
今回は…そのフラッグシップである「ルーチェ」のセカンドワイン、“ルチェンテ”の2017年VT…をいただきました。(^^♪

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【ルーチェ・デッラ・ヴィーテとは?/サイトより引用】
1995年、トスカーナ・ワインの醸造家でもあり、フィレンツェ文化の醸造家とも讃えられる「マルケージ・フレスコバルディ」とカリフォルニアでオーパス・ワンを大成功させた、アメリカ最大のワイナリーを所有する天才醸造家「ロバート・モンダヴィ」の20世紀を代表する2人のワイン醸造家によって創設されたワイナリー。
2005年には、フレスコバルディ家がモンダヴィの持ち株を全部取得、100%の株主になりました。2004年VTからはランベルト・フレスコバルディが全ての責任者となり、ティム・モンダヴィのバックアップのもと、有機農法への転換や、2001年までにはバイオダイナミック農法を導入。そしてロバート・モンダヴィの息子マイケルがパートナーとしてフレスコバルディ家に参加、ルーチェ・デッラ・ヴィーテの設立当初からのこの2つの企業によるスーパートスカン造りに対する情熱は現在もなおワイナリーの核として受け継がれています。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、モンタルチーノ
■生産者/ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/メルロー(75%)、サンジョヴェーゼ(25%)
■ALC/14%

艶のある外観。色調はエッジ部分がほのかに赤紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、濃縮感が感じられる。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラムの果実香が主体で、徐々にスミレ、牡丹、ドライハーブ、紅茶、メントール、シダや杉、黒胡椒、甘草、アニス、ナツメグ、シナモン、ビターチョコ、樽由来のスモーク香等が感じられる。
味わいは少々のビターなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と引き締まった伸びやかな酸味から、しっかりとした厚みがありながらも、口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、程良いスパイス、ミネラル感を含んだ、葡萄の凝縮されたコク深い旨味を余韻に向けて残す。

前回は2019年VTをいただいたのですが、共通して感じるのは、サンジョヴェの奥行きのある綺麗な酸、メルロの柔らかさ、各々が同じ方向を見つめているかの如く、絶妙なハーモニーを奏でている印象を強く受けますね~。
「セカンド」という位置付けのアイテムではありますが、「流石」と思わせるとてもフレンドリーなVINO ROSSOでございました。…(^^♪
HP 83+pt


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