今回は…2008年創業のネゴシアン「オリオン・ワインズ」のブランド、「テヌーテ・フィオレベッリ」の“フィオレベッラ/ロッソ・ヴェネト/アパッシメント”2021年VT…をいただきました。(^^♪
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【オリオン・ワインズとは?/サイトより引用】
オリオン・ワインズは2008年に設立され、輸出市場を中心にイタリア全域の主要ワイン産地から、高品質なワインの生産をすることに注力しました。北はピエモンテ、ロンバルディア、トレンティーノそしてヴェネト。中部はトスカーナ、ウンブリア、アブルッツオ。南はカンパーニャ、プーリア、そしてシシリア。これらの地域の少数のワイナリーと強力な関係を結び、葡萄栽培から瓶詰までを完全にコントロール、生産者と緊密に常に品質の向上を目指し、それぞれ地域が持つ特性を活かし個性溢れるワインを作っています。
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艶のある外観。色調は光沢のある黒みがかった非常に濃いダークチェリーレッド。粘性は強く、濃縮感が伺える。
香りはトップノーズは、ブラックベリー、ブラックチェリー、プラムなどのコンポートされた果実香が主体。徐々に牡丹、スミレ、ドライハーブ、メントールや杉、甘草、シナモン、黒胡椒、コーヒー、ビターチョコ、樽由来のヴァニラ香が感じられる。
味わいのアタックはボリューミーで、ふくらみのあるまろやかな果実味と滑らかな酸味が調和したリッチなテイストから、しっかりとしたアルコール感を伴なった肉厚なタンニンのフレーヴァーが広がり、少々のスパイス、ミネラル含んだ、凝縮された葡萄の旨味を余韻に向けて残す。
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ホント、久しぶりにいただいた「フィオレベッラ」。
アマローネ製法を一部取り入れていることからか?謳い文句は「プチ・アマローネ」。もちろん本家本元と比較するのはナンセンスですが(笑)、アマローネの主要品種でもある「コルヴィーナ」と、国際品種「メルロ」がバランスよく調和した、濃厚ながらも柔らかさ感じるその風味は、お値段的に「デイリー・アマローネ」として十分のクオリティを誇る一本と言えそうです。(^^♪
★HP 81pt