ヴィニャリーナ/バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ(2020) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…伊・ピエモンテ州アスティ県の中心部、グラッツァーノ・バドリオに居を構えるカンティーナ、「テヌータ・サンタ・カテリーナ」の“ヴィニャリーナ/バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ”2020年VT…をいただきました。(^^♪

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【テヌータ・サンタ・カテリーナとは?/サイトより引用】
このテヌータ・サンタ・カテリーナにおいて、肥料や農薬を使わないナチュラルな製法でワインを造るというプロジェクトが始まったのは2000年のことでした。
畑仕事ではもちろんのこと、醸造過程においても化学製品は使いません。
ビオロジックの一種ではありますが、彼らはこの製法を「シンビオージ(共生)」と呼び、異なるものと位置づけています。キノコや穀類などの菌を繁殖させることで畑そのものの生命力を高めるということに重点を置いています。
このプロジェクトの中心は、グイド氏とその娘のジュリアさん。
初めてリリースされたヴィンテージは2007年で、現在は24ヘクタールの畑を所有しています。
この辺りは工業地帯が一切なく自然に囲まれたエリアで、土中から貝殻が発掘されるといったミネラル質の高い土壌が特徴です。
このようなテロワール(気候・地形・土壌)を生かしながら造られるシンビオティコなワインを今後どのように昇華させていくのかが非常に楽しみなワイナリーです。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、グラッツァーノ・バドリオ
■生産者/テヌータ・サンタ・カテリーナ
■原産地名称/D.O.C.G.バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ
■セパージュ/バルベーラ(100%)
■ALC/15%

光沢のある外観。色調はエッジ部分がほのかに赤紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、凝縮感とアルコール度数の高さが伺える。
香りのファーストノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、カシスの果実香が主体、徐々に牡丹、スミレ、ドライハーブ、シダ、メントールや黒胡椒、アニス、シナモン、甘草、コーヒー、樽由来のヴァニラ、ロースト香等が感じられる
味わいのアタックは、ドライなニュアンスを含んだまろやかな果実味と引き締まったクリーンな酸味が調和した、しなやかながらもしっかりとした芯の強さを感じるフレーヴァーが広がる。タンニンは程良い厚みがあり口当たりはシルキー。余韻に向けては少々のビターかつスパイシーな風味を含んだ、葡萄のキュートな旨味を残す。

もう少々寝かせるともっと熟れた感が顔を出してくるかも知れませんが、今いただいても、骨太なコク深い酸が下支えした、生き生きとした洗練されたテクスチャーが感じられるVINO ROSSOでした。(^^♪
HP 84pt


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