カパルツォ/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(2013) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのパイオニア的存在として名高い、1970年創業の「テヌータ・カパルツォ」の“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”2013年VT…をいただきました。(^^♪

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【テヌータ・カパルツォとは?/サイトより引用】
古代の地図に書かれていた“Ca'Pazzo”(イタリア語で「夢中になる」)という地名が語源と言われる1970年設立の「テヌータ・カパルツォ」。
ブルネッロのグランクリュとして名高い“太陽の丘”モントーソリと、モンタルチーノにあわせて90haの畑を持つ。
テロワールを最大に引き出すために、モントーソリの畑ではブルネッロで初めてクリュの概念とバリックを取り入れ、モンタルチーノの畑では、5つの斜面全てに畑を持つ唯一の生産者として、斜面毎の特徴を重ね合わせる。
一貫してモンタルチーノの畑に、ワイナリーの名が表す通り「夢中になって」向き合った40年の間に、ブルネッロはその品質の高さから世界的な認知と名声を得たが、その中でもテヌータ・カパルツォは、イタリアでは知らぬ人がいないほど、伝統と革新を融合させた偉大な開拓者となった。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、モンタルチーノ
■生産者/テヌータ・カパルツォ
■原産地名称/D.O.C.G.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ・グロッソ(100%)
■ALC/14%

色調は艶のあるエッジ部分がほのかにオレンジがかった濃いラズベリーレッド。粘性は豊かで、熟成感が感じられる。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と牡丹、スミレ、ドライハーブ、紅茶、シダの花・植物系が主体、徐々に土、杉、スパイス、コーヒー、ビターチョコ、なめし皮、樽由来のロースト香等、複雑な芳香が感じられる。
味わいはドライなニュアンスを含んだまろやかな果実味と生き生きとしたクリーンな酸味に、骨太ながらも、口当たり滑らかなタンニンが溶け込んだ、しなやかで洗練されたフレーヴァーがアタックから広がり、中盤からアフターにかけて程良いビター、ミネラル、スパイシーな風味を伴った、葡萄の凝縮されたコク深い旨味が持続。

ストラクチャーはボリューミーなんですが、テクスチャーはスマートでエレガント。
芳醇な果実感と締りのある緻密な酸、タンニンはしっかりとした芯の強さを感じるものの質感は心憎いほどシルキーな、「外柔内剛」という表現がピッタリ?のスタイリッシュなブルネッロ…でございました。(^^♪
HP 84pt


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