アミラル・ド・ベイシュヴェル(2016) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…仏・メドック格付け第4級、メドックのベルサイユ宮殿と形容される「シャトー・ベイシュヴェル」のセカンドラベルである“アミラル・ド・ベイシュヴェル”2016年VT…をいただきました。(^^♪

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【シャトー・ベイシュベルとは?/サイトより引用】
シャトー・ベイシュヴェルの歴史は14世紀にまで遡ります。中世にジロンド河を通る船乗り達が、この地の領主だったフランス海軍提督に敬意を表すため、「ベッセ・ヴワール」(帆を下げよ)と、叫んでいたのがシャトー名の由来。現在は、「メドックの小さなヴェルサイユ」と呼ばれるほど美しいシャトーとして知られています。1855年の格付け当初は、フランス革命などの混乱から品質が低迷、4級に甘んじてしまいました。
しかし現在、その品質はしばしばサン・ジュリアンのトップと肩を並べられるほどに回復。「格付け第2級に匹敵する」とも言われています。ベイシュヴェルは2005年より、自然環境に配慮した栽培と醸造を目指している団体、「Terra Vitis」の適合証明書と「Agriculture Raisonnee」としての資格を取得。有機的な栽培方法にこだわり、環境にも身体にも優しいワインを製造しています。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、メドック、サン・ジュリアン
■生産者/シャトー・ベイシュベル
■原産地名称/A.O.C.サン・ジュリアン
■セパージュ/カベルネ ソーヴィニヨン(58%)、メルロ(36%)、カベルネ・フラン(6%)
■ALC/13.5%

輝きと艶のある外観。色調は黒みを帯びた濃いダークチェリーレッド。粘性は強く、成熟度の高さが伺える。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの果実香が主体で、徐々に牡丹、スミレ、杉、ドライハーブや甘草、丁子、ナツメグ、ビターチョコ、黒胡椒、腐葉土、木樽由来のヴァニラ、ロースト香等が感じられる。
味わいの第一印象は、ドライなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と程良いコクを感じる伸びやかな酸味に、落ち着きのあるシルキーなタンニンが溶け込んだ、ボリューミーながらも口当たりしなやかなフレーヴァーが広がり、しっかりとしたビター感と少々のミネラリーなニュアンスを含んだ、芳醇な葡萄の旨味を余韻に向けて残す。

マルゴーとポイヤックに挟まれているからか?両地域の特徴を兼備すると言われている「サン・ジュリアン」。
今回いただいた一本、8年熟成ということもあるのかな? ポイヤック特有の堅牢なイメージというよりも、ちょっとマルゴーっぽい?厚みがありながらもフレキシブルな印象を強く受ける、とてもフレンドリーなベルサイユ宮殿(笑)味わいのVIN ROUGEでした。(^^♪
HP 84pt

 


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