レア・シャンパーニュ(2008) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

1785年創業の歴史あるシャンパーニュ・メゾン「パイパー・エドシック」。
今回は…その「パイパー・エドシック」の上級キュヴェ的位置づけであり、醸造責任者であるレジス・カミュ氏がアイテムの品質を遵守できると判断した年のみ限定生産される超限定品“レア・シャンパーニュ”の2008年VT…をいただきました。(^^♪
ちなみに…2018年にレジス・カミュ氏はレア・シャンパーニュに専任。レアはパイパーから独立し、単独のブランドとなったようです。

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【パイパー・エドシックとは?/サイトより引用】
パイパー・エドシックはフローレンス=ルイ・エドシックが1785年に創業した、歴史あるシャンパーニュ・メゾンのひとつ。
フローレンス=ルイは「王妃に相応しいシャンパーニュを」という強い思いがあり、この言葉通りに洗練さを極めたエドシックのシャンパーニュは宮廷で人気を博すようになり、当時のフランス王妃マリー・アントワネットへ献上されました。また、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞の公式シャンパーニュ・メゾンとしても知られています。
【レア・シャンパーニュ?/サイトより引用】
レア・シャンパーニュの起源はフランス王妃マリー・アントワネットに献上された1本のキュヴェに遡ります。
1885年、王妃への献上100周年を記念し、ダイヤモンドなどの宝石が施された豪華な限定ボトルが発表されました。
その100年後、当時のデザインに基づき、金やダイヤモンド、ラピスラズリを贅沢にあしらったレア1976が創作され、レアのファーストヴィンテージが誕生します。
その後、約40年間でレアの名を冠したシャンパーニュが生産されたのはわずか12回。必ずしもグレートヴィンテージといわれる年ではなく、シェフ・ド・カーヴであるレジス・カミュがレアのシグネチャーを遵守できると判断した特定の年にのみ造られます。
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■ヴィンテージ/2008年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、モンターニュ・ド・ランス
■生産者/パイパー・エドシック(レア・シャンパーニュ)
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/シャルドネ(70%)、ピノ・ノワール(30%)
■ALC/12%

色調は輝きのあるほのかに黄金色がかった淡いイエロー。気泡はキメ細やかで、ゆっくりと液面に立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、リンゴ、花梨、白桃、パイナップルの果実香とアカシア、菩提樹、スイカズラやドライハーブ、蜂蜜、サワークリーム、ブリオッシュ、ヘーゼルナッツ、生姜、白胡椒、貝殻、石灰のようなミネラル香等、芳醇で複雑な芳香が感じられます。
味わいは膨らみのあるまろやかな果実味と心地良いコクとキレのある伸びやかな酸味に、口当たり滑らかでボリューミーな泡のドライなフレーヴァーが溶け込んだ、エレガントかつゴージャスなテイストが口中に広がり、余韻に向けてしっかりとしたミネラル感を伴なった、葡萄のコク深い旨味が長く持続。

複雑性の高い、奥深さと広がりを感じさせてくれる、骨太なストラクチャーを持ちながらも、スタイリッシュで研ぎ澄まされたテクスチャーをビンビンに感じさせてくれる、まさにプレミアムなシャンパーニュ。
ビジュアル的にもバブル時代を彷彿とさせる?(笑)、黄金のティアラがあしらわれた、ちょっとドン引き?しちゃうような(笑)スタイリッシュなエチケット。
流石、「シャンパーニュの宝石」とも例えられる、とことん?ラグジュアリーな一本でした。(^^♪
HP 85+pt

 


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