今回は…スペイン・フミーリャを代表する造り手「ファン・ヒル」が、この時期限定でリリースする日本限定ラベル、“ファン・ヒル/クアトロ・メセス/サクラ”の2021年VT…をいただきました。
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【ファン・ヒルとは?/サイトより引用】
1916年にフアン・ヒル・ヒメネスによって設立され、4世代に渡ってワインを造り続けるフミーリャを代表するボデガ。
4代目のミゲル・ヒルはフミーリャの伝統を守る昔ながらのワインメーカーである一方、現代スペインワインの立役者でもある。スリー・リバーズを手掛ける天才醸造家クリス・リングランドを醸造監修に迎え、スペイン最高峰のワインを目指した壮大なプロジェクト、『エル・ニド』では、彼自身がオーナーを務め、見事フミーリャのポテンシャルと、モナストレル本来の質の高さを世界に知らしめた。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■認証/ユーロリーフ、ヨーロッパベジタリアン連合認証
■生産国/スペイン
■生産地/ムルシア州、フミーリャ
■生産者/ファン・ヒル
■原産地名称/D.O.P.フミーリャ
■セパージュ/モナストレル(100%)
■ALC/14.5%
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色調は光沢のあるほのかに黒みを帯びた濃いダークチェリーレッド。粘性は強い。
香りはブラックベリー、ブルーベリー、干しプラムカシスの果実香にラベンダー、スミレ、黒胡椒や甘草、ドライハーブ、カカオ、ココアパウダー、タバコ、ジビエ、腐葉土、樽由来のヴァニラ、コーヒー、ローストス香等が感じられます。
味わいは濃縮感のある豊かな果実味と心地良いコクを感じる滑らかな酸味から、力強いタンニンのドライなフレーヴァーが広がり、しっかりとしたアルコールの風味を伴なった、ビターかつスパイシーなテイストを余韻に向けて残す。
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「ファン・ヒル」のオーナーが来日の際、生まれて初めて見た桜並木の美しさに心から感動。偶然にも約100年前から所有している葡萄畑がある丘の名前がCerezo「桜」であることに深い縁を感じ、桜の母国である日本に向けて造り上げた、この時期の風物詩的な一本。
実は、今回いただいたのは昨年リリースされたヴィンテージなんですが(苦笑)…“ファン・ヒル/クアトロ・メセス/サクラ”、ヴィンテージに関わらず、モナストレルの特徴であるジューシーな果実感と豊富なタンニンが下支えした、濃厚な葡萄の旨味たっぷりの安定感のあるVINO TINTOに間違いないですね。(^^♪
☆HP 83pt