コステ・デル・ヴルカーノ/エトナ・ビアンコ(2022) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…伊・シチリア州パチェコに居を構える「フィッリアート社」の“コステ・デル・ヴルカーノ/エトナ・ビアンコ”2022年VT…をいただきました。(^^♪

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【フィッリアート社とは?/サイトより引用】
シチリアの西部、トラーパニに程近いパチェコに1985年から醸造所を構えるフィッリアート社。シチリア固有のブドウ品種のポテンシャルを十分に引き出す。シチリアの土地に合った国際品種の活用 以上の企業哲学の下、新たなワインメーキングテクニックの導入にも積極的に取り組み、日常のワインから偉大なワインまで、常に安定した品質で、イタリア国内はもとより世界各国で高い評価を受けている注目のワイナリー。その品質の高さから、ガンベロ・ロッソ誌をはじめワイン専門誌で最高評価を連続受賞。2012年版ルカ・マローニ誌では11銘柄が90点を超える高得点を獲得し、イタリアのワイン関係者を驚愕させた。白ワインはエレガント、赤ワインはボディが強すぎず非常にバランスの取れた仕上がり。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/イタリア
■生産地/シチリア州、トラパニ、パチェコ
■生産者/フィッリアート社
■原産地名称/D.O.C.エトナ・ビアンコ
■セパージュ/カッリカンテ、カタラット
■ALC/13%

色調は輝きのあるグリーンがかった澄んだイエロー。粘性は中庸。
香りは熟したリンゴ、洋梨、花梨、白桃、トロピカルフルーツの果実香にアカシア、菩提樹、蜂蜜、ドライハーブ、生姜やアニス、甘草、炒ったナッツ、サワークリーム、火打石、貝殻、石灰のようなミネラル香、ほのかに樽由来のココナッツ、ヴァニラ香等が感じられます。
味わいはまろやかな果実味と引き締まった伸びやかな酸味から、しっかりとしたビターな風味がコクと深みを付与。余韻には生き生きとした鉱物的なミネラル感を残す。

最初はフルーティーな果実の旨味とキレのある酸が調和したトロピカルなニュアンスの主張が強かったのですが、直ぐに柑橘類の皮を丸かじりしたような圧倒的な「ほろ苦さ」が押し寄せて来る(笑)という、なかなか個性的で飲み応えのある味わいの一本でした。
余談ですが…「シチリア」と言えば「レモン」!ということで、「レモン鍋」とペアリングしてみたところ、これぞ「味の相殺効果」か?(笑)、お見事なぐらい相性◎でございました。(^^♪
HP 81+pt


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