ルチェンテ(2019) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伊・トスカーナ州の名門「フレスコバルディ家」と米・カリフォルニア州の巨人「ロバート・モンダヴィ」のジョイント・ベンチャーとして創業した「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」。
今回は…そのフラッグシップである「ルーチェ」のセカンドワイン、“ルチェンテ”2019年VT…をいただきました。(^^♪
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【ルーチェ・デッラ・ヴィーテェとは?/サイトより引用】
1995年、トスカーナ・ワインの醸造家でもあり、フィレンツェ文化の醸造家とも讃えられる「マルケージ・フレスコバルディ」とカリフォルニアでオーパス・ワンを大成功させた、アメリカ最大のワイナリーを所有する天才醸造家「ロバート・モンダヴィ」の20世紀を代表する2人のワイン醸造家によって創設されたワイナリー。
2005年にはフレスコバルディ家がモンダヴィの持ち株を全部取得、100%の株主になりました。2004年VTからはランベルト・フレスコバルディが全ての責任者となり、ティム・モンダヴィのバックアップのもと、有機農法への転換や、2001年までにはバイオダイナミック農法を導入。そしてロバート・モンダヴィの息子マイケルがパートナーとしてフレスコバルディ家に参加、ルーチェ・デッラ・ヴィーテの設立当初からのこの2つの企業によるスーパートスカン造りに対する情熱は現在もなおワイナリーの核として受け継がれています。
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■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、モンタルチーノ
■生産者/ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ、メルロー
■ALC/14.5%

色調は輝きのあるエッヂ部分がほのかに紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、プラムの果実香に牡丹、スミレ、シダや甘草、丁子、ドライハーブ、紅茶、シナモン、ナツメグ、樽由来のスモーク香等が感じられます。
味わいはソフトでまろやかな果実味と締りのある伸びやかで綺麗な酸味から、キメ細やかで口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻に向けては心地良いビターかつミネラリーなニュアンスを含んだ、葡萄の濃縮された上品な旨味が長く持続。

伊・米の巨匠がタッグを組んで造り上げたワイナリーのフラッグシップ・ワイン「ルーチェ」。その「セカンドワイン」という位置付けながらも、そのポテンシャルの高さは「やっぱ本物だわ~(笑)」と実感できる、果実味・酸味・渋味が三味一体となった、しなやかでエレガントなストラクチャーを持った、とても味わい深~い流石・流石の一本でした。(^^♪
HP 84+pt


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