土着品種にこだわり、農薬をほとんど使わずワイン造りを行う伊・シチリア州のワイナリー「コルパッソ」。
今回は…シチリア州伝統のブドウ品種であるネーロ・ダヴォラを、伝統的なアパッシメント製法で造り上げた“コルパッソ/グリッロ/バレル・セレクション・アパッシメント”2021年VT…をいただきました。(^^♪
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【コルパッソとは?/サイトより引用】
イタリア最南端の島であるシチリア島。その西部にコルパッソのワイナリーがあります。
シチリア島は様々な土着品種がありながらも国際品種も積極的に取り入れている地域。コルパッソは最新の醸造技術や知識は取り入れるものの、栽培するのはあくまでシチリア、そしてイタリアの土着品種というこだわりを持ちます。
ワイナリー名は「丘の上の一歩」という意味を持ち、世界中のワインラヴァー=丘の上の人々 に土着品種の素晴らしさを伝えることをモットーとしています。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■認証/ヴィーガン
■生産国/イタリア
■生産地/シチリア州
■生産者/コルパッソ
■原産地名称/D.O.C.シチリア
■セパージュ/ネーロ・ダヴォラ(100%)
■ALC/14%
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色調は艶のあるエッジ部分がほのかに紫がかった濃いラズベリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、カシスの果実香にスミレ、甘草、シダ、メントール、ドライハーブやコーヒー、カカオ、チョコレート、黒胡椒、タバコ、なめし皮、樽由来のヴァニラ、ロースト香等が感じられます。
味わいは口当たりまるやかで丸みのある果実味とフレッシュなニュアンスを含んだ滑らかな酸味に、しっかりとした厚みのあるタンニンのフレーヴァーが溶け込んだ、ジューシーながらもエレガントなテイストがアタックから広がり、程良いアルコール感を伴なったビターかつスパイシーな風味を余韻に向けて残す。
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アパッシメント製法による葡萄の凝縮感のある旨味と力強いタンニンが上手く調和した味わいがベースではありますが、飲み口は意外とスムース。アパッシメントな製法ながらも、なかなかの優雅さも持ち合わせたVINO ROSSOでした。(^^♪
☆HP 81pt
