今回は、ナパ・ヴァレーのオークヴィルに居を構える家族経営のワイナリー「マイケル・ポザーン・ワインズ」の“アナベラ/ソノマ・カウンティ/シャルドネ”2020年VTをいただきました。
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【マイケル・ポザーン・ワインズとは?/サイトより引用】
マイケル・ポザーン・ワインズはナパの中心地オークヴィルにあるワイナリー、家族経営で地道にまじめにコツコツとワイン造りを続けています。オーナー兼ワインメーカーはマイケル・ポザーン氏。マイケルの祖先は19世紀中頃からイタリアのピエモンテで葡萄及びワイン造りに携わってきており、一族は同じ場所でこの小さなワイナリーを経営しています。祖父の時代にカリフォルニアに移民をし、ソノマの地で葡萄作りを始めました。幼いころから祖父の葡萄作りを見て育ったマイケルはナパとソノマの厳選したブドウ園から選んだ葡萄を使い、スタイリッシュなワインを造り出しています。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/アメリカ
■生産地/カリフォルニア州、ナパ・ヴァレー、オークヴィル
■生産者/マイケル・ポザーン・ワインズ
■原産地名称/
■セパージュ/シャルドネ(100%)
■ALC/14.1%
色調は輝きのあるグリーンがかった澄んだイエロー。粘性は中庸。
香りは熟したリンゴ、洋梨、花梨、パイナップルの果実香に白バラ、キンモクセイ、菩提樹やヘーゼルナッツ、バター、トースト、炒ったナッツ、木樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいは心地良いビターなニュアンスを含んだふくらみのある豊かな果実味と滑らかな酸味が調和した、ボリューミーながらも口当たりしなやかなフレーヴァーの広がりから、ミネラル感を伴なった心地の良いリッチな風味が余韻として長く持続。
通常であればナパ産の葡萄を使用して造られていたアイテムが、2020年にナパを襲った山火事の影響で生産できなくなり、代替えとしてソノマ・カウンティ」産の葡萄を使用して造り上げられたヴィンテージとのこと…ナパ、ソノマともにそれぞれの持ち味がありますが…今回いただいた一本に関しては、時間の経過とともにエレガント性の高い、ボリューム感がしっかりと感じとれ、葡萄の凝縮感やシルキーな酸はもちろん、樽感もとても心地良く、冷涼・温暖なニュアンスが上手くミックスされた味わいの一本といえそうですね。
☆HP 83pt