シャトー・メルシャン/桔梗ヶ原メルロー(2015) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

1989年に国際的権威のあるリュブリアーナ国際ワインコンクール(第35回)において、シャトー・メルシャンの「信州桔梗ヶ原メルロー1985」が大金賞を受賞。
今回は、日本最高の赤ワインのひとつとして国内外から高い評価を受けている、“シャトー・メルシャン/桔梗ヶ原メルロー”の2015年VTをいただきました。

 

 

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【シャトー・メルシャンとは?/サイトより引用】
シャトー・メルシャンは、1877年に日本で最初に誕生した民間のワイン会社『大日本山梨葡萄酒会社』をルーツとするワイナリー。
「良いワインとはその土地の気候・風土・生産者によって育まれる葡萄の個性を素直に表現したものである」という信念のもと、日本のワインの歴史が幕を明けた場所である山梨県甲州市勝沼町から、「世界に認められる日本のワイン」を目指してワインを造り続けている。
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■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/日本
■生産地/長野県塩尻市
■生産者/シャトー・メルシャン
■製法品質表示基準/日本ワイン
■セパージュ/メルロー(100%)
■ALC/12.5%

色調は艶のある濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、カシスの果実香に牡丹、針葉樹、シダ、メントールや甘草、丁子、黒胡椒、ビターチョコ、なめし皮、木樽由来のスモーキーな芳香等が感じられます。
味わいはまろやかでドライな印象の果実味としっかりとしたコクを感じるシャープな酸味から、口当たり滑らかなタンニンの緻密なフレーヴァーが広がり、心地良いビターかつミネラリーなニュアンスを含んだ葡萄のキュートな旨味を余韻に向けて残す。

日本ワイン離れ?した、華やかながらも複雑性感じる芳香、強さと優しさを兼備したストラクチャー…正直なところ、全体的にまだまだ堅牢な雰囲気?ではありましたが(笑)、今いただいてもそのポテンシャルの高さは十分に感じることができる一本でございました。流石「日本ワインの旗手」ともいえる、「シャトー・メルシャン」の作品といったところでしょうか。
HP 82pt ☆

 

 


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