ルエッタ・フィアーノ/マスカ・デル・タッコ(2021) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

安心・安定のワインを提供してくれるイタリアの実力派「ポッジョ・レ・ヴォルピ」が2010年からプーリア州で手掛ける新たなワイナリー、「マスカ・デル・タッコ」。
今回は、その「マスカ・デル・タッコ」がプーリア州の方言で小さなブドウ(ルエッタ)を意味する名がつけられた、“ルエッタ・フィアーノ/マスカ・デル・タッコ”2021年VTをいただきました。

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【マスカ・デル・タッコとは?/サイトより引用】
マスカ・デル・タッコはプーリア州で2010年にポッジョ・レ・ヴォルピのアルマンド・メルジェ氏によって設立された新しいワイナリーですが、実はその起源は古く、1949年にサレント北部で創業したカンティーナ・エルキエのラヴァイアーノ家に由来します。
サレントの豊かな大地から産まれるブドウ栽培
ワイナリーはサレント半島の北部のエルキエに位置していて、所有する50ヘクタールの畑には古くから存在する伝統的なアルベレッロ仕立てのブドウがいまだに存在しています。豊かな大地とサレント半島に広がる美しい海からの影響をうけた畑は熟練の農夫によって管理がなされ、素晴らしい大地から産まれるブドウを栽培しています。マスカ デル タッコは伝統的な価値と情熱、プーリアが持つ豊かさを組み合わせながら、ワイン造りへさらなる革新を行っています。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州
■生産者/マスカ・デル・タッコ
■原産地名称/I.G.P.プーリア
■セパージュ/フィアーノ(100%)
■ALC/13%

色調は輝きのあるグリーンがかった淡い麦藁色。粘性は中庸。
香りは柑橘類、白桃、メロン、洋梨、花梨の果実香に白い花、菩提樹、スイカズラ、ドライハーブ、蜂蜜、白胡椒、炒ったナッツや貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいは口当たりまろやかで瑞々しい果実味と心地良いコクを感じる滑らかな酸味が調和した、フレッシュ&フルーティーなテイストの広がりから、少々のビターな風味を伴ったミネラリーなニュアンスが余韻に向けて続く。

全体的にとてもスムースな飲み口ながら、葡萄の旨味もしっかりと感じられる、味わいのバランス加減に優れたVINO BIANCO。
土着品種の宝庫と言えば「イタリア」に間違いないでしょうが、それにしても、その個性・品質の高さにはいつも驚かされます。
流石「エントリーァ・テルス(ワインを造る大地)」!(笑)
HP 81pt

 

 


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