シャトー・クロワ・ムートン(2016) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

仏・ボルドーで注目を浴びている新進気鋭の醸造家「ジャン・フィリップ・ジャネックス」氏が所有する「シャトー・クロワ・ムートン」。
今回は国内外で高い評価を受け、多くの人気を集めるベスト・バリュー・ボルドー、“シャトー・クロワ・ムートン”2016年VTをいただきました。

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【シャトー・クロワ-ムートンとは?/サイトより引用】
シャトー・クロワ・ムートンは、ラ・クロワ・サン・ジョルジュやクロ・デ・リタニを一躍有名にしたジョセフ・ジャネックス氏の息子ジャン・フィリップ・ジャネックス氏が所有するシャトー。ジャネックス氏は、ボルドーで今最も注目を浴びている新進気鋭の醸造家。1997年に取得してから、シャトー・クロワ・ムートンの品質が品質が向上しました。元々はシャトー・ムートンという名前でしたが2004年より名称を変更し、シャトー・クロワ・ムートンになりました。実はメドック格付け第一級のシャトー・ムートン・ロスチャイルドよりも昔から、シャトー・ムートンと名乗っていた歴史あるシャトーです。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■栽培/有機栽培
■農法/ビオディナミ農法
■認証/ユーロリーフ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー
■生産者/シャトー・クロワ・ムートン
■原産地名称/A.O.C.ボルドー・シュペリュール
■セパージュ/メルロー(98%)、カベルネ・フラン(2%)
■ALC/14%

色調は艶のある黒みを帯びた濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香に牡丹、スミレ、ドライハーブ、杉や甘草、黒胡椒、ナツメグ、樽由来のヴァニラ、ロースト香等が感じられます。
味わいはソフトでまろやかな果実味と滑らかな酸味から、肉厚ながらも口当たり緻密でしなやかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻に向けて心地良いコクを感じるビターかつスパイシーなニュアンスを残す。

日本のワイン界を代表する10人のテイスターによって毎年発表される「バリューボルドー100撰」に3年間連続で選出(2006~2008年)、フランス・パリの3ツ星レストラン「アラン・デュカス」でもグラスワインとして提供されている(←ホント?)という強者?ワインの名に恥じぬ、アルコール度数14%の割には重からず軽からずの誰にでも好印象を受けちゃうようなスルッといただけちゃうスマート・ボルドー。なかなかの優等生的な一本と言えますかね。(笑)
HP 81pt


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