にごりワインで有名な滋賀の「ヒトミワイナリー」出身で、独自にナチュラルワインを提唱し続けた醸造家・岩谷澄人氏が、「アジア、そして日本人の感性に響く、この地に生まれてよかったと感じられる“日本ワイン”」をコンセプトとして、2019年 山形南陽市赤湯に設立されたワイナリー「Yellow Magic Winery」（黄色魔術醸造所）。
今回は、その「イエロー・マジック・ワイナリー」のラインナップの中から、「日本の日常に寄り添うワイン」を目指すオーディナリーシリーズ、“オーディナリー・ルージュ”の2020年VTをいただきました。
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【イエロー・マジック・ワイナリーとは？／サイトより引用】
YellowMagicWineryは山形南陽市赤湯に2019年9月27日に開設したワイナリーです。運営は株式会社グローバルアグリネットのワイナリー部門です。代表の私岩谷は滋賀ヒトミワイナリー、そして大阪島之内フジマル醸造での醸造経験を経て、デラウエアの聖地「山形南陽市赤湯」にて今までの経験の集大成としてこの地を選びました。垣根でのベーリーAやヴィニフェラ葡萄栽培、そして棚仕立てのデラウエアなどの生食用品種栽培、契約栽培葡萄から生まれる身体にしみるうま味を感じるワイン作りをめざしています。「Yellow Magic Winery」とは「黄色魔術醸造所」。アジア、そして日本人の感性に響く、この地に生まれてよかったと感じられる「日本ワイン」をコンセプトとして設立しました。
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■ヴィンテージ／2020年
■種類／赤
■タイプ／ミディアムボディ
■生産国／日本
■生産地／山形県南陽市赤湯
■生産者／イエロー・マジック・ワイナリー
■セパージュ／スチューベン、マスカット・ベーリーA、メルロー
■ALC／11％
色調は光沢のあるほのかに赤みを帯びた淡いラズベリーレッド。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、チェリー、イチゴの果実香にスミレ丹、野バラ、甘草、丁子やシナモン、ローリエ、ナツメグ、なめし皮等、チャーミングな芳香が感じられます。
味わいはフレッシュながらも口当たりソフトでまろやかな果実味と程良いコクを感じる締りのあるしなやかな酸味から、緻密で流れるようなサラサラとしたタンニンのフレーヴァーが広がり、微発泡感を含んだ、果実のキュートな旨味とほろ苦いニュアンスを余韻に残す。
口当たり軽やかながらも奥深さ感じるその味わいは、和食の基本である「お出汁」にも通じる、葡萄の旨味が溶け込んだ、まさに「日本の日常に寄り添うワイン」と言う表現がピッタリの優しさに満ち溢れた一本でした
☆HP 81pt
