今回は日本を代表するワイナリー「シャトー・メルシャン」が、山梨県山梨市岩出地区産甲州種で手掛けた
“シャトー・メルシャン/岩出甲州”2019年VTをいただきました。
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【シャトー・メルシャンとは?/サイトより引用】
1877年山梨県甲州市勝沼で誕生した日本最古の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツとするワイナリーで、「シャトー・メルシャン」が誕生したのは1970年。
「良いワインとはその土地の気候・風土・生産者によって育まれるブドウの個性を、素直に表現したものである」という信念のもと、日本のワインでしか表現できない個性を追求しています。そこからたどりついたのが「フィネス&エレガンス」(調和のとれた上品な味わい)というスタイル。
欧米の模倣だけでは造りだせない、日本のワインの「個性」が凝縮されたワインをコンセプトにしています。
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■ヴィンテージ/2019年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/日本
■生産地/山梨県甲州市勝沼町
■生産者/シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
■製法品質表示基準/日本ワイン
■地理的表示/G.I.Yamanashi
■セパージュ/山梨県山梨市岩出地区産甲州(100%)
■ALC/11.5%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった透明感のあるクリスタル。粘性は軽めでさらっとした印象。
香りは柑橘類、青リンゴ、白桃の果実香にアカシア、スイカズラ、菩提樹や丁子、ミント、パン・ドゥ・ミ、貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいは生き生きとしたフレッシュな果実味と溌剌としたクリーンな酸味の広がりから、さっぱりとしたほろ苦さが風味にさらなるコクを付与、余韻に向けては心地良いドライなニュアンスを含んだ豊富なミネラル感を長く残す。
風雅で奥ゆかしい、透明感ある瑞々しいテイストがアタックからフィニッシュまで感じられる、五臓六腑にグッと染み込むような「癒し」の一本でした。
☆HP 82pt