今回は、仏・ブルゴーニュのヴォルネイ村で300年以上の歴史を有する名門「ドメーヌ・ド・モンティーユ」が手掛けるネゴシアン、「メゾン・ド・モンティーユ」の“メゾン・ド・モンティーユ/ブルゴーニュ・シャルドネ”2016年VTをいただきました。
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【メゾン・ド・モンティーユとは?/サイトより引用】
ドメーヌ・ド・モンティーユの当主を務めるエティエンヌ・ド・モンティーユが、白ワインのラインナップ拡充を見越して、ドメーヌのネゴシアンとして生産されているのが、「メゾン・ド・モンティーユ」です。マイクロ・ネゴシアンのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から「メゾン・ド・モンティーユ」の白ワイン醸造責任者に任命し、赤ワインはエティエンヌがおもに監督。また全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任しています。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/白
■タイプ/中辛口
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ
■生産者/メゾン・ド・モンティーユ
■原産地名称/A.O.C.ブルゴーニュ
■セパージュ/シャルドネ(100%)
■ALC/12.5%
色調は輝きのあるグリーンがかった淡いイエロー。粘性は中庸。
香りは柑橘類、リンゴ、洋梨、花梨の果実香にアカシア、菩提樹、ドライハーブ、蜂蜜、炒ったナッツ、トースト、白胡椒、火打石、貝殻、石灰のようなミネラル香や樽由来のクリーミーな心地良い芳香が感じられます。
味わいは口当たりソフトでまろやかな果実味と伸びのある爽やかな酸味に、しっかりとしたミネラリーなニュアンスと心地良いほろ苦さがコクを付与した、厚みと広がりのあるエレガントなフレーヴァーがアタックからフィニッシュまで感じられます。
流石、老舗ドメーヌが手掛けたネゴシアン・ワインといったところでしょうか…力強さ(ボリューム感)と優しさ(緻密さ)を兼備した、果実の旨味、美しい酸とミネラル感じる一本でした
☆HP 81pt