今回は、1838年創業の老舗メゾン「シャンパーニュ・ドゥーツ」の“ブリュット・ロゼ・ミレジム”2014年VTをいただきました。

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【シャンパーニュ・ドゥーツとは?/サイトより引用】
1838年にウィリアム・ドゥーツとピエール・ユベール・ゲルテルマンの二人によりシャンパーニュ地方はアイ村に創立されました。1860年後半より2代目ルネ・ドゥーツとアルフレッド・ゲルデルマンにより海外マーケットへ進出し、イギリス、ドイツ、ロシアへと販路をひろげていきました。1993年まで家族経営を続けてきましたが、その後はルイ・ロデレールの傘下に入りました。ロデレールが1996年に送り込んだCEOのファブリス・ロセ氏は積極的な設備投資を行い、ドゥーツの品質の高さをさらに向上させました。ドゥーツ社は、格式ある【Association of Grandes Marques】の最古のメンバーの一つですが、確固とした独自のスタイル-調和された完璧なフィネスと複雑味-を持つシャンパンハウスです。
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■ヴィンテージ/2014年
■種類/泡(ロゼ)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、アイ
■生産者/シャンパーニュ・ドゥーツ
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/ピノ・ノワール(90%)、シャルドネ(10%)
■ALC/12%
色調は輝きのあるほのかにオレンジ色を帯びた淡いサーモンピンク。気泡の量は多くキメ細やかで、ゆっくりと液面に立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、チェリー、野イチゴ、ラズベリーの果実香にアカシア、バラ、菩提樹、スイカズラやドライハーブ、トースト、炒ったナッツ、ブリオッシュ、蜂蜜、ピンクペッパー、貝殻、石灰のようなミネラルや少々のスモーキーな芳香等が感じられます。
味わいは柔らかくドライな印象の果実味とキレのあるしなやかな酸味を、口当たりクリーミーながらもしっかりとした泡の刺激的なフレーヴァーが包み込んだ、マイルドなコクと深みを感じるテイストの広がりから、心地良いビターなニュアンスを含んだ豊富なミネラル感を余韻に向けて残す。
チャーミングな色合いとは裏腹に(笑)、しっかりとしたストラクチャーを持った風格あるフィネス感じる、なかなか飲み応えのある上質のロゼ・シャンパーニュでしたが…正直なところ、飲み頃はもう少々先だったかも? (^▽^;)
☆HP 84+pt