今回はJAL国内線ファーストクラスで採用されているシャンパーニュ、シャルル・コランの“ピエール・ド・ブリ”をいただきました。
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【シャルル・コランとは?/サイトより引用】
シャルル・コランは、志の高い葡萄栽培者が集まり、協同組合として仕事を共にし、より高い品質を保証することを目的としたプロジェクトとして1952年に始まりました。その中心に立ち組織の発展に貢献したのがシャルル・コラン氏。その功績を称え、名称を「シャルル・コラン」とすることとしたのです。
現在では140以上の葡萄栽培者と、330haを超える畑を抱える、地域で最も大きな生産者の1つです。畑ではピノ・ノワールを90%以上、シャルドネを10%程の割合で、環境保全型栽培法(ファソン・レゾネまたはリュット・レゾネ)を用いて栽培しています。醸造においても最新設備を導入し、素晴らしい力と深みを兼ね備えた、妥協のない仕上がりのシャンパーニュを造っています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、コート・デ・バール
■生産者/シャルル・コラン
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/ピノ・ノワール(100%)
■ALC/12%
色調は輝きのあるグリーンがかった淡い黄金色。気泡はキメ細やかで、ゆっくりと液面に上昇してきます。
香りは柑橘類、リンゴ、洋梨、花梨の果実香にカモミール、ユリ、菩提樹、スイカズラやミント、ブリオッシュ、トースト、蜂蜜、焼いたアーモンド、サワークリーム貝殻、石灰のようなミネラル香等が調和。
味わいは瑞々しさの中に感じる果実のまろやかな旨味と心地良いコクを伴った伸びやかな酸味から、口当たりシルキーな泡のドライなフレーヴァーが広がり、しっかりとしたビターかつミネラリーなニュアンスが余韻に向けて持続。
程良い果実味と綺麗な酸、溌溂とした泡とフィニッシュに残る「ブラン・ド・ノワール」らしいほろ苦さと堅固なミネラル感…全体的にバランス加減に優れた味わいで、国内線ファーストクラスで採用されているのも納得の「優等生」的なシャンパンでございました。
☆HP 83pt