今回は、北海道余市町の「キャメルファームワイナリー」がドイツ、オーストリア、ハンガリー等で主に栽培されている黒ブドウ品種「レンベルガー」を使用し、シャルマ方式で造り上げたスパクリングワイン、“レンベルガー/ブリュットナチュレ・ドザージュゼロ”2021年VTをいただきました。
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【キャメルファームワイナリーとは?/サイトより引用】
東京から北へ約800km、北緯43度。4km北に日本海を望み、三方を山に囲まれ、山から海へ南北にまっすぐ貫く2つの川(余市川、登川)が開いた谷状の地形の土地にワイナリーがあります。
総面積16.2ha。今から40年以上前からここでワイン用ブドウを作ってきた藤本毅氏より技術と知恵を受け継ぎ、イタリアの伝統的製法と最新技術に見守られながら、世界的に的にも類をみないブドウの樹が雪の下で冬を越す冷涼な土地のテロワールとブドウ品種の特徴を生かした日本ならではのワインを世界へ届けることを目指しています。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット・ナチュレ
■生産国/日本
■生産地/北海道余市郡余市町登町
■生産者/キャメルファームワイナリー
■製法品質表示基準/日本ワイン
■セパージュ/レンベルガー(100%)
■ALC/12.5%
色調は輝きのある澄んだクリスタル色。気泡は大きく量は多めで、勢いよく液面に上昇してきます。
香りは柑橘類、青リンゴ、洋梨、ライチの果実香に白い花、菩提樹、スイカズラやドライハーブ、生姜、白胡椒、貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられますが、全体的にはニュートラルな印象。
味わいはビターなニュアンスを含んだフレッシュな果実味としっかりとしたコクのあるキュートな酸味の広がりから、心地良いミネラル感を含んだ、パワフルな泡のドライなフレーヴァーが余韻に向けて持続。
アタックからフィニッシュまで、冷涼感を感じる引き締まった酸と透明感のあるミネラル、ドザージュゼロらしいドライ感満載のフレーヴァーが調和した極辛口スパークリングでした。
☆HP 76+pt