今回はオーストリアワイン最高峰の地で360年以上続くワイナリー、「ザックス社」の“カンプタール/リースリング”2021年VTをいただきました。
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【ザックスとは?/サイトより引用】
ワイナリーの始まりは1660年。ザックス家は、オーストリア最大のワイン生産地である、ニーダーエスタライヒ州カンプタールの中心、ブドウ栽培最高峰の地と言われる、ランゲンロイスで代々ブドウ栽培に従事してきました。品種と生産年にこだわったワイン醸造への情熱を持ち、現在では自社畑30ヘクタールにまで拡大しました。ザックス社のブドウ畑はこの地域特有の黄土・砂利・岩石帯から構成されており、熟成段階によって様々なニュアンスの酸味を持つワインが生み出されています。
2008年に両親から家業を引き継いだルドルフJr.とミヒャエルの双子の兄弟。
子どもの頃からワイン造りに親しんできた二人は、18歳にして独自のブルゴーニュ・スタイルのワイン、『ザクセス』を生み出し、2020年にはオーストリアワイン国内のコンペティション『SALON』で優勝という快挙を達成。若くしてスター生産者の仲間入りを果たします。爽やかでピュアなスタイルのワイン造りを土台にしながら、独自の感性で品種、畑の個性とポテンシャルをしっかりと引き出した『sax』の魅力あふれるワインを造りだしています。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/オーストリア
■生産地/ニーダーエステルライヒ州、カンプタール、ランゲンロイス
■生産者/ザックス
■原産地名称/D.A.C.カンプタール
■セパージュ/リースリング(100%)
■ALC/12.5%
■購入価格/2,420円
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。粘性は中庸。
香りは柑橘類、リンゴ、花梨の果実香にスイカズラ、菩提樹、アカシアやミント、白胡椒、貝殻、火打石、石灰のようなミネラル香、ほのかにオイリーなニュアンスが感じられます。
味わいは清涼感のあるフレッシュな果実味としっかりとしたコクを感じる締りのある爽快な酸味の広がりから、心地良い苦味を含んだ豊かなミネラル感が余韻に向けて続く。
新鮮果実の瑞々しい風味、キレのある酸と圧倒的なミネラル感がバランスよく調和した、とてもスマートで透明感のあるテイストを堪能できるオーストリア産リースリングでした。
☆HP 79+pt