今回は、今は亡き『自然派ワインの父』マルセル・ラピエール氏の夫人が所有する「シャトー・カンボン」の“ボージョレ・ヌーヴォー”2022年VTを遅ればせながらいただきました。
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【シャトー・カンボンとは?/サイトより引用】
自然派の父と呼ばれ、フランス自然派ワインの礎を作った偉大なる生産者である、今は亡き「マルセル・ラピエール」氏のマリー夫人と息子のマチュー氏が意思を継ぎ、A.C.ボージョレの区画から各種ワインを生産しているシャトー。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■農法/有機農法
■栽培/自然栽培
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、ボージョレ
■生産者/シャトー・カンボン
■原産地名称/A.O.C.ボージョレ・ヌーヴォー
■セパージュ/ガメイ(100%)
■ALC/12%
■購入価格/4,378円
色調は輝きのある紫がかったやや濃いラズベリーレッド。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、チェリーの果実香にバラ、スミレ、バラや甘草、丁子、シナモン、ゼラニウム、ナツメグ、なめし皮等、チャーミングな芳香が感じられます。
味わいはフルーティーなニュアンスを含んだピュアな果実味と程良いコクを感じる締りのある伸びやかな酸味から、口当たりシルキーで穏やかなタンニンのフレーヴァーが広がり、心地良いビター感伴った新鮮果実の旨味を余韻に向けて残す。
2021年は少々スリムな印象を受けた年でしたが、昨年は2020年に近い果実感があり、ふっくらとしたストラクチャーを持った仕上がりとなっています。
ところで…「シャトー・カンボン」が手掛ける「ヌーヴォー」には、毎年ブドウの旨味と言うか出汁感が際立って感じられるんですよね~。
これってやはり「自然派ワインの父」と呼ばれる『マルセル・ラピエール』から継承されてきた匠の技なんだろうな~なんて個人的に思っちゃってます。はい!(笑)
☆HP 81pt