今回は、1551年創業の長い歴史を持つスペインを代表するワイナリー「コドーニュ」が、最後の末裔である「アナ・デ・コドーニュ」への敬意を表して造られたブランド、「アナ・デ・コドーニュ」の“アナ・デ・コドーニュ/リミテッド・エディション”をいただきました。
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【コドーニュとは?/サイトより引用】
コドーニュは、スペイン北東部カタルーニャ地方にある名門ワイナリーで、1551年に創業し、カヴァを生産するワイナリーの中でフレシネに次ぐ2番目に大きなワイナリーです。
コドーニュは、1872年にスペインで最初にシャンパーニュと同様の瓶内二次発酵方式のスパークリングワインのカヴァを造ることに成功し、その後世にリリースされてからは、アントワープの万博でスペインのワインとして初めて金賞を受賞するなど、次々に成功をおさめていき、1897年に当時のスペイン王妃マリア・クリスティーナによりコドーニュが王室御用達に任命され、名実ともにスペインを代表するワイナリーとなりました。
こうしたコドーニュのワインには、「良いワインは、良い葡萄から」という良質な葡萄栽培にかける思いが強くあり、現在所有する3000haの広大な自社畑と、創業者一族が所有する葡萄畑の葡萄のみを使用してカヴァが造られています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/スペイン
■生産地/カタルーニャ州、ペネデス、サン・サドゥルニア・ノイア
■生産者/コドーニュ
■原産地名称/D.O.カヴァ
■セパージュ/シャルドネ(70%)、マカベオ(10%)、チャレッロ(10%)、パレリャーダ(10%)
■ALC/11.5%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだイエロー。気泡は細やかで、勢いよく液面に立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、リンゴ、花梨の果実香にスイカズラ、菩提樹
味わいは瑞々しいフレッシュな果実味と程良いコクを伴ったしなやかな酸味から、生き生きとした泡のドライなフレーヴァーが広がり、余韻には少々のビター感を含んだミネラリーな風味を残す。
スペインが世界に誇るスパークリングワイン「カヴァ」。
カヴァといえば、フレシネ社に次いで目にすることの多い名門「コドーニュ」。
スマートかつコンパクトなその親しみやすい、良い意味でのニュートラルな味わいは、ワインラヴァー以外の消費者も意識したであろう仕上がりになっており、流石老舗の面目躍如といったところでしょうか。今更ですが、間違いない(笑)カヴァですね。
☆HP 80pt