オーストリアの自然派ワインを広く世界に紹介することを目的として、2015年にスタートしたオーストリアのワイン商「TOA」が主催する特別プロジェクト“ワビ・サビ”。
今回は、ビオロジック栽培のグリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングを天然酵母のみで発酵、ステンレスタンクでスキン・コンタクトを行ったオレンジワイン、“ワビ・サビ/オレンジ・ムーン”をいただきました。
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【ワビ・サビとは?/サイトより引用】
フランツ・ホフシュテターが運営するオーストリアのワイン商「TOA」が主催する自然派ワインの特別プロジェクトで、ビオロジック栽培のブドウから造られたオーストリアの自然派ワインを、広く世界に紹介することを目的としています。統一されたコンセプトのもと、ワイナリー名や産地などは非公開です。EU各国、アメリカ、カナダ、シンガポールで展開されており、特にニューヨークをはじめとしてアメリカでは、自然派オーストリアワインの大ベストセラーとなっています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/オレンジ
■タイプ/辛口
■栽培/ビオロジック
■生産国/オーストリア
■生産地/ウィーン、
■生産者/TOA(Tastes of Austria)
■セパージュ/グリューナー・ヴェルトリーナー(90%)、リースリング(10%)
■ALC/12%
色調は少々濁りのある淡い橙色。粘性は弱めで、さらっとしています。
香りは柑橘類、すりおろしたリンゴ、白い花、スイカズラ、オレンジピールや丁子、ドライハーブ、生姜、紅茶、白胡椒、貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいはフレッシュな果実味とビターなニュアンスを含んだ伸びやかで綺麗な酸味の広がりから、ほのかな微発泡感を伴なった、しっかりとしたミネラリーかつ生き生きとした瑞々しい果実の旨味と穏やかな渋味を余韻に向けて残す。
清々しい果実感とクリーンな酸に、柑橘系特有の上品な苦味がコクを付与した、五臓六腑に染み渡るような、軽快で爽やかな口当たりのオレンジワイン。
「卯月」…春の月明かりの下、オレンジワインを一献ってのも乙かも知れませんね?(笑)
☆HP 80+pt