今回は、英国王室御用達のシャンパーニュ・メゾン「ローラン・ペリエ」のスタンダード・キュヴェ、“ラ・キュヴェ”をいただきました。
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【ローラン・ペリエとは?/サイトより引用】
ローラン・ペリエは、1812年に創業し、前会長のベルナールド・ドゥ・ロナンクール氏が一代で家族経営におけるシャンパーニュ第1位の規模までにしたシャンパーニュ・メゾン。オーナー経営のもと、独創的なラインナップを持つメゾンです。ローラン・ペリエ社は英国王室と親交が深く1998年に「プリンス・オブ・ウェールズ」(イギリスの皇太子) の認証を受けました。
2011年4月29日、ウェストミンスター寺院で行われたウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚式の夜、バッキンガム宮殿にてチャールズ皇太子主催の晩餐会で、チャールズ皇太子御用達のアペリティフとして「ローラン・ペリエブリュット L・P マグナム」、デザート時には「ローラン・ペリエロゼ マグナム」が招待客に振る舞われている。ローラン・ペリエ社のスタイルは、フレッシュ、エレガント、バランスに優れています。
ロバート・パーカー誌のワインバイヤーズガイドで最高得点である五ツ星を獲得し、フランスでの人気はもちろん、現在160ヵ国以上に輸出され、フランス国内外の最高級レストランをはじめ、多くの文化人、世界のVIPご用達の最高品質シャンパーニュとして広く愛されています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、トゥール・シュール・マルヌ
■生産者/ローラン・ペリエ
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ
■ALC/12%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった淡い黄金色。気泡の量は多くキメ細やか、ゆっくりと液面に立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、リンゴ、洋梨、白桃の果実香にアカシア、菩提樹、スイカズラや蜂蜜、トースト、バタークリーム、ブリオッシュ、アーモンド、貝殻、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいはフレッシュで瑞々しい果実味としっかりとしたコクを感じるしなやかな酸味に、程良いドライ加減の口当たりシルキーな泡のフレーヴァーが溶け込んだ、生き生きとしたエレガントなテイストが広がり、余韻に向けては少々のビター感としっかりとしたミネラリーな風味が調和した、しなやかでクリーンなニュアンスが持続。
ローラン・ペリエのスタイルともいうべき…「フレッシュ」「エレガント」「バランスの良さ」を体現した、何とも言えぬ品格を下支えとしながらも、とてもピュアで綺麗な飲み心地を堪能できるシャンパーニュ。
気負うところもなく、どこまでも自然体…流石、ローラン・ペリエ!と納得の、スタンダード・クラスとしてはなかなか秀逸な出来栄えの一本でございました。
☆HP 83+pt